海外投資家がさらに額面を減らしながらも売り継続……海外投資家、2週連続の売り超し(13/08/08)

2013/08/08 16:15

東京証券取引所は2013年8月8日、同所公式サイトにおいて、2013年7月29日から8月2日(7月第5週)における株式の投資部門別売買状況を発表した。その内容によると該当週に海外投資家が株を売った総額は7兆0843億9184万1000円となり、それに対し買い総額は7兆0639億1872万9000円で、差し引きで204億7311万2000円の売り超しとなった。これは先週から続いて2週連続の売り超しとなる。法人は買い超しに転じ、個人は売り超しに転じ、証券会社は買い超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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7月29日-8月2日の各部門別の売買動向は次の通りとなった。

・法人……6278億0585万0000円/8543億2004万3000円(2265億1419万3000円買超)
・個人……3兆3743億8597万6000円/3兆2574億6688万2000円(1169億1909万4000円売超)
・海外投資家……7兆0843億9184万1000円/7兆0639億1872万9000円(204億7311万2000円売超)
・証券会社……3156億1718万8000円/3196億2625万6000円(40億0906万8000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

7月1日-5日……4300億6345万6000円買超
7月8日-12日……3321億3176万1000円買超
7月16日-19日……2513億9131万1000円買超
7月22日-26日……509億8309万3000円売超
7月29日-8月2日……204億7311万2000円売超

該当週の一週間はFRBの金融緩和措置に絡んだ噂で円高ドル安が進行し、これを受けて輸出関連銘柄を中心に売られて相場は軟調。後半に入ると円高が落ち着いたことに加えてアメリカ市場の堅調さの流れに乗り、大きく跳ねる形となった。いずれにせよ、為替の動向と噂話に大きく翻弄される、夏季休業期間の閑散相場らしい動きといえる。

外国人投資家の動向はといえば、先週に続き売り超しとなった。もっとも売り超し額は先週の半分以下に留まり、明確なポジションの方向性を定めにくい状況にあることがうかがえる。

次回掲載週、つまり現在進行週だが、今回週以上に噂話や思惑、為替の動きに振り回される形となっている。特に週末にSQを控えていることもあり、大人の思惑によるものであろう動きが著しい。何しろ金融緩和措置周り一つをとっても「長期継続化」「短期に規模縮小化」いずれの噂・懸念が生じても、ドル安・株安の流れで説明がなされるのだからタチが悪い。

このような状況下では下手に動くと痛い目に会うことは必至。「動かざること山の如し」もまた、戦略の一つである。

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