竹島そのものの認知度95%、「日本固有の領土」は77%(2014年)(最新)

2014/12/27 15:17

竹島内閣府は2014年12月25日、竹島に関する世論調査の結果概要を発表した。それによると「竹島」そのものを知っていた人は95.1%に達していたことが分かった。一方で「竹島」に関する問題の認知度については、韓国による不法占拠の事実を知っている人は6割強、日本固有の領土であることを認知している人は77.0%に留まるなど、「竹島」に関する具体的な問題への認知度は、存在そのものと比べて低い状態にあることが明らかになっている(【内閣府:世論調査(附帯調査)(全調査)一覧ページ】)。

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今調査は2014年11月6日から16日にかけて、全国20歳以上の日本国籍を有する人3000人に対し、調査員による個別面接聴取方式によって行われたもので、有効回答数は1799人。

竹島は島根県に属し、隠岐島の北西約157キロ、北緯37度14分・東経131度52分に位置する、男島・女島から構成される島。戦後発効したサンフランシスコ講和条約で国際的に日本領帰属として確定したが、その直前に韓国が独自に・一方的に海洋主権宣言(李承晩ライン宣言)により竹島の領有を主張、同島を自国領海に取り込み、以後同国が武力によって不法占拠・支配を継続しており、日本の施政権行使がさまたげられる状態が続いている。

竹島の位置
↑ 竹島の位置(【島根県総務課・竹島問題研究所より】)

今回発表された調査結果の内容によれば、「竹島」そのものの認知度は高く、調査対象母集団全体の95.1%が知っていると答えた。知らなかった人は4.1%に留まっている。

↑ 「竹島」を知っているか
↑ 「竹島」を知っているか

島そのもの、存在についての認知度は高い。

一方、「竹島」に関する諸問題への認知度はそれほど高くないことが、今回の調査で明らかにされている。次に示すのは「竹島を知っている」人に限定し、具体的な諸問題の認知度を尋ねたものだが、多くて7割強に留まっていた。

↑ 竹島に関して知っていたこと(竹島そのものを知っていた人限定、複数回答)
↑ 竹島に関して知っていたこと(竹島そのものを知っていた人限定、複数回答)

呈示された選択肢の中でもっとも認知度が高かったのは「竹島は(歴史的にも国際法上も明らかに)我が国国有の領土である」で77.0%。前回調査から20%ポイント近い上昇を示している。もっとも前回調査では「竹島は歴史的にも国際法上も明らかに我が国国有の領土である」と詳しい説明がなされていたのに対し、今年は単に「竹島は我が国国有の領土である」とのみ尋ねている。つまり「歴史的」「国際法上」という言葉が判断を鈍らせたとも解釈できる。シンプルで分かりやすい説明の方が、認識はされやすいのかもしれない。

「竹島には現在も韓国が警備隊員などを常駐させるなどして不法占拠を続けている」は63.7%。前回とほとんど変わりない。今件は竹島そのものを知っている人に限定しているので、調査対象母集団全体では63.7%×95.1%で60.6%ということになる。

報道のされ方も問題の一つではあるが、「我が国は韓国側が竹島に関する何らかの措置を行う度に、韓国に対して抗議をしている」は54.6%と5割程度の認識。また、地理的・歴史的背景などを知っている人も認知度そのものと比べれば多いとは言えない。

今調査の別項目で問われており、詳細は機会を改めて解説することになるが、今件問題については今まで以上に多種多様な方面から、積極的な啓蒙活動と周知への努力が求められよう。


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