海外投資家が小幅ながらも売り超しに転じる…海外投資家、8週ぶりの売り超し(13/08/01)

2013/08/01 16:15

東京証券取引所は2013年8月1日、同所公式サイトにおいて、2013年7月22日から7月26日(7月第4週)の株式の投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆2792億8399万3000円、それに対し買い総額は6兆2283億0090万0000円となり、差し引きで509億8309万3000円の売り超しとなった。これは先週から転じて8週ぶりの売り超しとなる。法人は売り超しを継続し、個人は買い超しに転じ、証券会社も買い超しに転じている(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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7月22日-7月26日の各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6794億5418万6000円/6320億7745万6000円(473億7673万0000円売超)
・個人……3兆2993億0849万7000円/3兆3840億0215万2000円(847億1165万5000円買超)
・海外投資家……6兆2792億8399万3000円/6兆2283億0090万0000円(509億8309万3000円売超)
・証券会社……3066億2616万3000円/3119億7602万2000円(53億4985万9000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

6月24日-28日……4151億2687万2000円買超
7月1日-5日……4300億6345万6000円買超
7月8日-12日……3321億3176万1000円買超
7月16日-19日……2513億9131万1000円買超
7月22日-26日……509億8309万3000円売超

該当週の一週間は前半がもみ合い、やや高値で推移したものの、後半に入るとアメリカの経済指標で相次ぎ悪い値が出たことをきっかけに、量的緩和の長期化懸念・ドル売り円買いの進行・円高進行という連鎖が生じた。これを受けて相場も大きく下落しており、海外投資家も売りに転じたことが今回の発表値で明らかになった。多分に「円高による手持ち日本資産の価値上昇」「ポートフォリオ調整のための売り」という流れと思われる。売り超し額が500億円台と小さめなのが幸いなところか。

前週のコメントとは真逆になるが、「相場そのものが崩れたのは、海外投資家勢による売り基調が少なからず影響したもの」と考えられる。取引高そのものが他の部門と比べて桁違いに多いのだから、当然といえばそれまでなのだが。

例年のパターンでいけば、今後8月下旬位までは、ますます出来高が減少し、荒れた相場展開が予想される(思惑、推測が多分に流れるのもこの時期)。海外投資家動向と合わせ、売買には十分注意してほしいものである。

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