2013年の全体喫煙率20.9%、女性はわずかに上昇

2013/07/31 07:55

JT(2914)は2013年7月30日、2013年5月に実施した「全国たばこ喫煙者率調査」の結果を発表した。それによると2013年5月時点における全国の喫煙率は20.9%となり、前年比で0.2ポイントのマイナスとなったことが分かった。男女別では男性が0.5ポイント減少の32.2%、女性は0.1ポイントの増加で10.5%を示している。女性の喫煙率は男性と比べて少なめだが、今年は前年から転じて増加したのが目に留まる(【発表リリース(PDF):2013 年「全国たばこ喫煙者率調査」男女計で20.9%】)。

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今調査は1965年以降JTが毎年実施しているもので、今回調査では層化二段抽出法が用いられ、郵送依頼・郵送回収法で実施している。成人(20歳以上)の男女約3万2000人を対象に依頼し、今年は1万9630人の有効回答が得られた(有効回収率は61.2%)。喫煙率の算出の際には、回答者の性別・年齢階層において、成年人口構成比に合わせて補正(いわゆるウェイトバック)が行われている。

今回の調査結果をグラフ化すると次の通りとなる。


↑ 全国喫煙率(-2013年7月、JT発表)


↑ 全国推定喫煙人口(-2013年7月、万人、JT発表)

グラフから見た直近5年間の動向だが、喫煙人口は全体として漸減傾向を続けている。他方男女別動向を見ると、男性が圧倒的に多く、また男性は一定率で減少を続ける一方、女性は10%切れを間近に横ばいで推移し、大きな動きが無いのが分かる(今年わずかながら上昇したのは、多分に誤差の範囲だろう)。

JT側では今回の結果について、「喫煙者率が減少傾向にあるものと考えております。この要因は複合的であり一概には言えませんが、高齢化の進展、喫煙と健康に関する意識の高まり、喫煙をめぐる規制の強化や、増税・定価改定等によるものと考えております」と、去年と同じ文言を用い、喫煙人口の減少を論じている。なお【たばこ販売本数実績の最新動向】を見る限り、多少の起伏はあるものの、2010年10月のたばこ大幅値上げ以降、そして2011年3月の震災に伴う一時的な供給減がさらに弾みをつける形で消費量は減退しており、そこからも喫煙人口の減少は裏付けられる。

なお今年発表分も去年同様、2013年の最新値としての各種喫煙率データが今件リリース上で公開されている。関連する記事についても、後日最新値を反映した上で、現状を精査することにしよう。

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