土用の丑の日にうなぎを食べないその理由、トップは「高いから」

2013/07/18 09:45

大阪ガスグループのマーケティング会社エルネットは2013年7月17日、うなぎと健康に関するアンケートの結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、土用の丑の日にうなぎを食べることを決めている人は約3割、食べない人は1割強であることが分かった。食べない人にその理由を聞くと、もっとも多くの人が挙げたのは「うなぎが高いから」で、全回答の1/3を超えていた(【発表リリース:土用の丑の日にうなぎを食べない理由は?】)。

スポンサードリンク


今調査は2013年7月3日から6日にかけて、エルネットが運営する無料大容量ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」ユーザーに対して行われたもので、有効回答数は1683人。男女比・年齢構成比などは未公開。対象ユーザーの特性上、やや年齢が若い層に偏りが生じている可能性がある。

今年の土用の丑の日は7月22日と8月3日(二の丑)だが、それに先立つ7月3日から6日の時点で、土用の丑の日にうなぎを食べるか否かを聞いたところ、「未定・分からない」とする人が57.1%と6割近くを占める結果となった。


↑ 土用の丑の日にうなぎを食べるか

最終的には「食べる」「食べない」の2択になるわけだが、調査時点では留保、決めかねている人が多分にいることが分かる。いわばイベント食とはいえ、数週間先の食事に対する予定は立てづらいということか。一方「食べない」と決めている人は13.6%確認できる。

この「食べない」とした人に、なぜ食べないのかを「複数回答」の上、その回答全例に対するシェアを計算した結果が次のグラフ。


↑ 土用の丑の日にうなぎを食べない理由は(複数回答の上、全回答に対する比率)

もっとも多い理由は「高いから」で35.5%。次いで「うなぎが好きでない・興味がない」が31.2%。見方を変えれば、土用の丑の日であろうが無かろうが元々うなぎは食べない人は「土用の丑の日」に食べない人のうち3割強で、残りの大半は何らかの理由で「食べたいけれど食べない」とも受け取れる。

また「別の日に食べる」との意見も17.0%いるが、店が混んでいたり品薄だからという事例もあるものの、多分に「丑の日の前は通常よりも高値がついているから」という事情もあるに違いない。実質的には「うなぎが高価」の回答比率は4割前後と考えても良いのだろう。

一方でリリースに目を通すと、「その他」の項目の具体例のようだが、「産地情報が不安」1.7%、「資源保護のために食べない」2.6%、「カロリーが高いので控えている」0.9%などの数字も確認できる。【第4次レッドリストの公表について(汽水・淡水魚類)(お知らせ)(環境省)】にもある通り、「ニホンウナギ」が今年2月に絶滅危惧IB類へ選定されたことで、ウナギに対する関心が高まっているが、そのものを理由としてうなぎを食べない人はごく少数に留まっている。

土用の丑の日は(キャッチコピーによるうなぎ屋のセールス後押し云々という背景はともあれ)夏バテ対策として栄養豊富なうなぎを食べて備えようという意図がある。うなぎを食さないにしても、それに代替する栄養をしっかりと摂取し、夏の暑さに打ち勝ちたいものだ。


■関連記事:
【国産鶏肉のみ使用・うなぎの蒲焼きライクな「鶏肉の蒲焼き」発売】

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー