ツイッター44%、LINE38%…若年層のソーシャルメディア利用動向

2013/07/22 07:55

総務省の情報通信政策研究所では2013年7月5日、「青少年のインターネット利用と依存傾向に関する調査」の報告書を発表した。これは若年層におけるインターネット利用状況、そして社会問題化しつつあるインターネットへの依存に関する調査をまとめたものである。その内容によれば、調査対象母集団で利用されているソーシャルメディア(利用端末を問わず)としては、ツイッターがもっとも利用率が高く44.3%に達していることが分かった。次いでLINEが38.2%、Facebookが35.4%と続いている。男女別では女性の利用率が概して高く、携帯電話の種類別ではスマートフォン所有者の方が断トツに利用性向が高い(【情報通信政策研究所:発表リリース一覧ページ】)。

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ツイッター、LINE、そしてFacebook


今調査の調査要件などに関しては先行記事【トップは「携帯メール」、次いで「携帯通話」…若年層は家族との連絡に何を使うか】に掲載している。そちらを参考のこと。

今や老若男女を問わず普及しつつあるソーシャルメディア。特に若年層では主要インターネット・コミュニケーションツールとして、日常生活に深く浸透し、現実の行動でもそれを反映した言動が流行る、一般化している(「なう」「いいね!」が良い例)。

それでは今件調査対象母集団において、具体的にどのようなソーシャルメディアが使われているのかを見たのが、次のグラフ。利用端末はパソコン・スマートフォン・一般携帯電話を問わずであることに注意してほしい。


↑ 利用しているソーシャルメディア(アクセス端末問わず、複数回答)

最利用サービスはツイッターで44.3%。それに続くのはLINEで38.2%。さらにFacebookの35.4%。やや利用率は下がるがmixiの25.4%が第4位。かつては日本で最も浸透していたはずのmixiだが、現時点では若年層に限定されるものの、上位をツイッターやLINE、そしてFacebookに譲ってしまっている。

特にFacebookの3割超えには、やや驚きを隠せない。実名主義の同サービスは、日本にはなじみにくいとの意見が主流だったが、それでも(若年層限定だが)3割超え、非ミニブログ系としては最上位のポジションを確保している。

男女別では概して女性の方が利用率が高い。


↑ 利用しているソーシャルメディア(アクセス端末問わず、複数回答)(男女別、一部)

それだけ女性が複数に渡り、ソーシャルメディアを利用していることになる。もっともゲーム色が強いモバゲーやGREEでは、男性の方が利用率が高め。これも男女のソーシャルメディアへの考え方の違いが透けて見える動きといえる。

大学生はツイッターやLINE、社会人はFacebookやmixiに


これを所属学校別に区分したのが次のグラフ。


↑ 利用しているソーシャルメディア(アクセス端末問わず、複数回答)(所属学校別、一部)

小中学生は保護者の許可が下りないこともあるのか、利用率は低め。高校生になると各サービスとも利用率はグンと上昇していく。大学生ではツイッターやLINEのようなミニブログ系の利用率が高く、それぞれ7割超・6割超を示す。

ところが社会人になるとそれらミニブログ系の利用率は減少し、代わりにFacebookやmixiのようなSNS系の利用率が高まる。こまめにチェックする時間が無くなるので話の展開が早いツイッターやLINEでは追いつけない、Facebookなどの方が横のつながりを広げる際の機能が充実している、本人確認がしやすいなどの理由によるものと考えられる。

一方モバゲーやGREEでは高校生の利用率が一番高い。これはひとえに両サービスはゲーム的なところが強く、高校生になじみやすいからだろう。

最後にスマートフォン保有別に見たのが次のグラフ。「スマホ非保有」は一般携帯電話以外にパソコンメインの場合もあることに注意。


↑ 利用しているソーシャルメディア(アクセス端末問わず、複数回答)(スマホ保有の是非別、一部)

特にスマートフォンでその機能をフルに発揮できるLINEでは、スマートフォン保有者に限定するとツイッターを超えて利用率でトップに立っているのが印象的。スマートフォンの急速な普及の一因がソーシャルメディアにあり、同時にソーシャルメディアの浸透がスマートフォンの普及率上昇にある現状を、あらためて認識できる値といえよう。

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