各部門の売買動向変わらず、海外投資家の買超額大幅増加…海外投資家、4週連続の買い超し(13/07/04)

2013/07/04 16:15

東京証券取引所は2013年7月4日、同所公式サイトにおいて、2013年6月24日から6月28日(6月第4週)の株式の投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆6467億5451万9000円、それに対し買い総額は7兆0618億8139万1000円となり、差し引きで4151億2687万2000円の買い超しとなった。これは先週から続き4週連続の買い超しとなる。法人は買い超しを継続、個人は売り超しを継続、証券会社も売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

スポンサードリンク


6月24日-6月28日の各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6269億4037万4000円/7411億5087万2000円(1142億1049万8000円買超)
・個人……3兆2971億5035万1000円/2兆8567億3023万6000円(4404億2011万5000円売超)
・海外投資家……6兆6467億5451万9000円/7兆0618億8139万1000円(4151億2687万2000円買超)
・証券会社……2868億6471万3000円/2606億4523万7000円(262億1947万6000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

5月27日-31日……1270億1295万6000円売超
6月3日-7日……1608億2223万9000円買超
6月10日-14日……461億2919万1000円買超
6月17日-21日……487億2109万9000円買超
6月24日-28日……4151億2687万2000円買超

該当週の一週間はやや円安が進む中で中国の信用リスクが急激に悪化した事に伴い、市場は混乱気味に。ただし週後半に入ると中国周りの懸念が薄らぐのと共に、欧州方面における金融緩和政策の維持、アメリカにおける当局者らによる「出口政策」に対する言及が相次ぎ、不安はやや落ち着く気配を見せ、市場の雰囲気はポジティブなものとなった。特に金曜には日経平均株価は窓を開ける形で上昇を示し、低迷基調からの脱出を予見させる動きを見せる。

この週後半の動きを反映したのか該当週の海外投資家は再び買い超し。しかも額面も前回週から1桁異なる上乗せをしている。市場そのものが上昇機運を見せているのも納得ができるというもの。

国内情勢はそれなりに安定に向かいつつあるが、昨今ではむしろ海外要因によるところが大きい東京市場。中でも海外投資家の動きは、それ自身はもちろんだが、その動向を見て判断を決める投資家も少なくないため、間接的な面でも有意義な指標となる。

日本では7月21日に参議院選挙が決まったこともあり、さまざまな思惑が動く気配を見せている。あるいは市場も一部では、それに連動した流れをあらわにするかもしれない。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー