コンビニでの買い物、一度にいくらぐらい? 未婚と既婚でどちらが上?

2013/07/02 14:45

マルハニチロホールディングスは2013年6月27日に同社公式サイトにおいて、コンビニエンスストアの利用実態に関する調査結果を公開した。その内容によると週一以上でコンビニを利用する20歳-59歳の男女で構成される調査対象母集団においては、コンビニでの買い物額は500円台と1000円台前半が多いことが分かった。平均額は800円近くとなっている。属性別では既婚女性の額がもっとも高く、未婚女性と比べて150円以上もの差が出ている(【発表リリース、PDF:コンビニエンスストア利用実態調査2013】)。

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コンビニでの買い物額、多回答は500円台と1000円台前半


今調査の調査要件や調査対象母集団構成については先行する記事【コンビニで最初に足を運ぶのは? 雑誌コーナー、お弁当では無く…】を参考のこと。

今調査対象母集団に対し、コンビニで買い物をする場合、1回あたりどれ位の額を使うかについて聞いたところ、もっとも多い金額層となったのは500円台だった。31.1%と1/3近い人の回答が属することになる。


↑ コンビニでの買い物額(1回あたり、数値入力形式)

500円台というと、たばこにドリンクやちょっとした小物、あるいはお弁当に飲み物、スイーツの組み合わせというところか。あるいは新聞とお弁当も大体500円台に収まる。

次いで多いのは1000-1499円で26.6%。この2階層で57.7%の回答率を示している。食事のみとしては少々金額が大きいので、何かまとまった小物、あるいは雑誌や雑貨、さらには自宅での食事用の素材の購入も考えられる。レジそばのフライヤー商品に目が留まり、ついでに購入することにでもなれば、1000円台前半はすぐに手が届く金額。

300円台が8.8%居るのも目に留まる。ちょっとした軽食、スイーツだけなら、あるいはコンビニに何気なく足を運んだ際に雑誌や新聞に留まれば、この金額に収まる。または軽めの食事(例えばサラダと紙パックのジュース)なら、この金額となる。他方2000円以上(使用最高額では無く、「使うことが多い」であることに注意)の人も5.7%いるが、コンビニをスーパーのように用い、自宅で使う諸物品や食材をまとまった量で購入している様子がうかがえる。

コンビニ買い物額の属性別平均額


次のグラフは回答者の婚姻状態と性別で区分した属性別の、コンビニでの平均使用額。上記グラフにある全体では789円との結果が出ている。700円台そのものの回答率は4.4%でしかないが、ボリュームゾーンが500円台・1000円-1499円なので、単純に足して2で割ると、大体800円前後になるので納得は行く。


↑ コンビニでの買い物額(1回あたり、数値入力形式)(属性別、平均額)

公共料金の支払いならともかく、コンビニで一度に5000円や1万円も買い物する事例(しかも「平均して」)は想定が難しく、どのような属性でも比較的安価に収まることから、際立った差異は出ていない。それでも最高額と最低額の間には166円の差が出ている。

もっとも小さな額は「未婚女性(家族と同居)」の701円。次いで「未婚女性(一人暮らし)」の715円。女性の場合は未婚の方が金額が低く、既婚の方が高くなる。これは既婚の場合、世帯全体向けの商品(食材以外に、例えばトイレットペーパーや歯磨き粉のような生活必需品)を調達しているからだと考えられる。何かと忙しい主婦には、何でもそろうコンビニで時間を節約したいとの考えが優先するのだろう。

一方男性は女性と逆で、未婚男性の方が金額は高くなる。自由に使える金額が大きく、財布のひもが緩みがちだと思われる。もっとも男性の場合、女性と比べると既婚・未婚での差異はさほど無い。



ちなみに毎月発表されている、コンビニの業界団体によるデータでは、平均客単価は593.5円(全店、2013年5月度)。見事に最多回答層内に収まっている。コンビニ側では単価の高いたばこの販売減退にる、客単価の下落への懸念もあり、スタンドコーヒーをはじめ多種多様な「ついで買い」の機会創生=客単価の引き上げを模索している。

お客側がどのような反応を示し、客単価に影響があるのか。業界団体発表値の推移を見ながら、そのすう勢を見ていくのも面白そうだ。

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