Google Glassのような端末が欲しい人3割近く、遊びたいゲームは「スーパーマリオ」

2013/07/02 08:45

東京工芸大学は2013年6月26日に「ウェアラブル・コンピューターに関する調査」を発表したが、それによるとスマートフォン利用者から成る調査対象母集団においては、Google Glassに代表されるようなメガネ・ゴーグル型端末向けが欲しいと思う人は3割近く居ることが分かった。そしてそのタイプの端末向けに制作されたら遊んでみたいゲームタイトルとしては、もっとも多くの人の支持を集めたのは「スーパーマリオ」だった。次いで「マリオカート」「バイオハザード」など、立体感の強いゲームが続く(【発表リリース(PDF):ウェアラブル・コンピュータに関する調査】)。

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ウェアラブル・スマートデバイスが欲しい人は27.4%


今調査の調査方法などについては、先行記事の【スマホ利用者の5割近くは「無いと落ち着かない」、iOSはさらに高い傾向】で解説済みなので、そちらで確認のこと。

軍用をはじめ実用、そして一部のホビー系でも製品化されている、頭部に装着するディスプレイ装置「ヘッドマウントディスプレイ(HMD)」。このHMDにコンピュータそのものや通信機能まで組み込んだ、未来志向的なコンピュータ「拡張現実ウェアラブルコンピューター」を創り上げる試みが進んでいる。一番有名なのはGoogleが現在試験運用している「Google Glass」。



↑ Google Glassの使用実例(公式)。【直接リンクはこちら:How It Feels [through Glass] 】

元々このスタイルの機器は各方面で実用化が検討されていたもので、Google Glassが成功裏に展開されれば、類似商品も含め大いに普及していく可能性がある。

そこで今調査対象母集団で、このようなメガネ・ゴーグル型端末に関して所有意向があるか否かを聞いたところ、27.4%の人が「欲しい」と答える結果が出た。


↑ ウェアラブル・スマートデバイスの所有意向(一部)

同類の端末としては「腕時計・ブレスレット型」の方が人気は高く、こちらは約6割が所有意向ありとの回答が出ている。腕時計タイプの情報端末はすでに市販されていることから、抵抗感が小さいのかもしれない。また、視線に被る形の端末に、不安感を覚える人もいるのだろう。

メガネ・ゴーグル型端末で遊びたいのは「スーパーマリオ」


そこでこの「メガネ・ゴーグル型端末が欲しい」と答えた27.4%の人に、「その端末向けに制作されたら、遊んでみたいゲームは何か」と聞いたところ、最上位についたのは「スーパーマリオ」(シリーズ、以下同)だった。31.4%の人が遊んでみたいと答えている。


↑ メガネ・ゴーグル端末向けに制作されたらプレイしたいタイトル(複数回答、上位陣のみ)

多分に知名度の高いタイトルが上位に来ている雰囲気ではあるが、中でも「立体感を多分に有する」「スピード感あふれた」「世界観が広大でその中での生活を疑似体験できる」タイプのゲームが挙げられている。例えば『ドラゴンクエスト』は昔のシリーズでは無く、最近の3D表示タイプの作品を指しているのだろう。

男女別に見ると、男性では「バイオハザード」「ドラゴンクエスト」「グランツーリスモ」「メタルギアソリッド」など、恐怖系、ハードなアクション系、冒険活劇系のタイトルに人気がある。また、概して女性よりもプレイ意向が強く、メガネ・ゴーグル端末でのゲームプレイへの積極性が感じられる。

一方女性はスピード感という点では同じだが、比較的世界観にほのぼのとした雰囲気があるもの、ゲームのスタイルに大人しさを覚えるものに人気が高い。


↑ メガネ・ゴーグル端末向けに制作されたらプレイしたいタイトル(複数回答、上位陣のみ)(男女差がほとんどない、女性が高回答率のもののみ)

とりわけ「どうぶつの森」は男女間で3倍近い開きがある。女性のみのランキングなら、「スーパーマリオ」「マリオカート」に続き第3位の順位にある。長い時間をかけてていねいに育て上げ、自分にとって本当の「育て上げた村」という体感すら覚える「どうぶつの森」を、端末を通して自分の視界の中に収め、その村の中に自分自身が居るような体験、村の人達との交流を待ち焦がれているに違いない。

もっともメガネ・ゴーグル型端末には、まだ未知数の部分も多い。実売が進み普及していくにつれ、新たな可能性が開け、想像もできなかったようなゲームが「これで遊ぶと実は面白いぞ」という事例が登場してくる、かもしれない。

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