個人と証券会社が売り超しに回るも海外投資家は買い継続…海外投資家、3週連続の買い超し(13/06/27)

2013/06/27 16:15

東京証券取引所は2013年6月27日、同所公式サイトにおいて、2013年6月17日から6月21日(6月第3週)の株式の投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は7兆0892億4539万5000円、それに対し買い総額は7兆1379億6649万4000円となり、差し引きで487億2109万9000円の買い超しとなった。これは先週から続き3週連続の買い超しとなる。なお法人は買い超しに転じ、個人は売り超しを継続、証券会社も売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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6月17日-6月21日の各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6087億9737万7000円/6510億1841万6000円(422億2103万9000円買超)
・個人……3兆0552億5107万1000円/2兆9495億7638万4000円(1056億7468万7000円売超)
・海外投資家……7兆0892億4539万5000円/7兆1379億6649万4000円(487億2109万9000円買超)
・証券会社……2845億3209万8000円/2750億8433万0000円(94億4776万8000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通りとなる。

5月20日-5月24日……44億0063万2000円売超
5月27日-31日……1270億1295万6000円売超
6月3日-7日……1608億2223万9000円買超
6月10日-14日……461億2919万1000円買超
6月17日-21日……487億2109万9000円買超

今週も先週同様祝祭日は無く、5日営業日で構成される通常週。アメリカの「出口政策」に絡んだリスク資産からの資金逃避に伴う下げと、為替の円安ドル高傾向のバランスが取れた形となり、日本市場は低迷したままの状態が続いている。

一方で今回計測週あたりからは、中国の各種経済指標の動向をきっかけに、同国を中心としたアジア市場が軟化。それも市場にマイナス要因として作用するようになった。

このような情勢の中、海外投資家は買い超しを続けているものの、その金額は少なめ。為替も大きく動いていることから、積極的な方針を打ち出しにくいのかもしれない。一方で個人と証券会社は売り超しに転じており、法人も買い超し額を前週からほぼ半減している。

この一、二週間は東京市場でも出来高が細る一方、大きな値の上下が続いており、雰囲気的にやや荒れた状況にある。海外投資家の動向もはっきりとしたものではないし(3週買い超し継続には違いないが、額面が小さい)、今しばらくは様子見を決め込んだ方が得策かもしれない。

ただ、参議院選挙が7月4日公示、21日投票が決定したこともあり、今後は選挙絡みで相場、さらには海外投資家の動向ですら変化する可能性もあろう。

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