結婚したくない理由、男は「自由時間が減る」・女は「幸せを見いだせない」

2013/06/26 11:30

連合は2013年6月21日に、結婚や子供、子育てに関する調査結果を発表した。その調査結果によると、調査対象母集団のうち未婚で、結婚を望まない人に対して理由を聞いたところ、「自由時間が減る」がもっとも多い回答となった。6割近い人が理由として選択している。次いで「結婚に幸せを見いだせない」「経済的不安」が続く。男女間では理由の差異が大きく、結婚観の相違を垣間見ることができる(【連合:世論調査一覧ページ】)。

スポンサードリンク


全体では「自由時間の減少」「幸せとは思えない」


今調査は2013年4月26日から5月2日にかけ、携帯電話経由でのインターネット調査で行われたもの。対象は20歳-49歳の男女で、未既婚や就労状態は問わない。有効回答数は3000人で、世代構成比は10歳単位で均等割り当て。調査機関はネットエイジア。

先行する別記事で触れているが、今調査対象母集団全体では結婚願望を持つ人は8割に達している。


↑ 結婚したいか、したくないか(未婚者限定)(再録)

見方を変えれば2割近くの人は、結婚をしたくないと考えている。そこでその「結婚したくない人」に、なぜ結婚を望まないのか、理由を複数回答で聞いた結果が次のグラフ。


↑ 結婚したくない理由(したくない人対象、複数回答)

最上位は「自由時間が減る」。家庭生活に入れば男女問わず時間を束縛される機会は増えるし、子供ができればさらに個人としての自由時間は減る。それを良しとしない意見が最多となっている。

次いで多いのは「結婚に幸せを見いだせない」。そもそも論として結婚そのものの意義を考え、ハードルの高さなどに、諦めに近い想いを抱いている面もあるのだろう。配偶者や子供も含めた世帯全体の幸せよりも、自分の幸せを優先しているとの見方も出来る。

上位2位項目とも関係があるのが「経済的不安」「自由なお金が減る」。人が生活をしていくにはお金は必要不可欠だが、結婚をすることで多方面への支出、束縛が増える。これを嫌う人も多い。

また上位陣には他人との深い関わりを好まない意見も多い。一人身の方が気軽で過ごせるというライフスタイルを良しとする考え、個人主義の台頭と見る……のは考え過ぎだろうか。

男女で大きく異なる「結婚を嫌う理由」


次のグラフは全体値の順に、男女別の動向を記したものだが、大きな差が出ているのが分かる。


↑ 結婚したくない理由(したくない人対象、複数回答)(男女別)

記事タイトルでも触れているが、男性は「自由時間が減る」「経済的不安」が最上位で、「自由なお金が減る」が続く。ところが女性は「結婚に幸せを見いだせない」と結婚そのものへの疑問符が最上位についている。そして「相手の家族とのかかわりが面倒」「自由時間が減る」などが続き、男性とは結婚を望まない理由に大きな違いが見受けられる。

その他にも女性は男性と比べ、結婚生活による他人との接触を望まない・自信がないとの視点での意見が多い。「結婚を望まない人」に限定されるが、女性の方が自我が強く、他との人づきあいが苦手な人が多いのかもしれない。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー