全部門が買い超しに、状況の変化到来か…海外投資家、2週連続の買い超し(13/06/20)

2013/06/20 16:15

東京証券取引所は2013年6月20日、同所公式サイトにて、2013年6月10日から6月14日(6月第2週)の株式の投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は8兆2771億0088万7000円、それに対し買い総額は8兆3232億3007万8000円となり、差し引きで461億2919万1000円の買い超しとなった。これは先週から続いて2週連続の買い超しとなる。なお法人は買い超しに転じ、個人も買い超しに転じ、証券会社も買い超しに転じている(【投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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6月10日-6月14日の各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……7094億7920万7000円/7906億3574万6000円(811億5653万9000円買超)
・個人……3兆5688億5126万5000円/3兆8083億5958万5000円(2395億0832万0000円買超)
・海外投資家……8兆2771億0088万7000円/8兆3232億3007万8000円(461億2919万1000円買超)
・証券会社……3211億9071万5000円/3230億7766万4000円(18億8694万9000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通りとなる。

5月13日-17日……6296億8901万4000円買超
5月20日-5月24日……44億0063万2000円売超
5月27日-31日……1270億1295万6000円売超
6月3日-7日……1608億2223万9000円買超
6月10日-14日……461億2919万1000円買超

今週も先週から継続する形で、フル営業日による週となる。日銀の金融政策決定会合の内容が現状維持となったことによる失望売り、週末のメジャーSQに伴う先物を中心とした思惑の売り買い(特に売り多し)、さらにはアメリカの金融政策の出口論の噂が市場に大きなプレッシャーとなり、円高と株安を誘発し、総じてさえない市場展開が続いている……

……のだが。海外投資家をはじめ、今回週では全部門が買い超しとなる、珍しい展開となった。相場そのものは下げているので、安値で拾った投資家が多数いるということか。

各報道で伝えられている通り、先日バーナンキ米連邦準備理事会議長が、資産購入プログラムの年内縮小の可能性を言及したことを受けて、市場はさらに冷え込む感は否めない。円高がやや是正され、円安方向に向かいつつあることだけが救いと言える。

次週発表分、つまり現在進行週の動向はいかなるものとなるのだろうか。

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