Facebook登録率37.5%、しない理由は「実名登録がイヤ」「不要」

2013/06/21 11:30

ライフメディアのリサーチバンクは2013年6月19日、ソーシャルメディアのFacebookに関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、Facebookに登録している人の割合は37.5%に達していることが分かった。また登録をしていない人にその理由を聞いたところ、最上位に挙げられたのは「実名登録がイヤ」というもので、全体では5割近く、女性に限ると5割強の回答率となっている(【発表リリース:Facebook(フェイスブック)に関する調査】)。

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登録率は37.5%、男性がやや多め


今調査は2013年6月7日から12日にかけてインターネット経由で、10代-60代の男女に対して行われたもので、有効回答数は2400件。男女比、世代階層比(10歳区切り)は均等割り当て。

世界最大規模のソーシャルメディアとして多くの人に知られているFacebook。実名登録主義が嫌気され、日本での浸透は遅れていたものの、この一、二年で急速に利用者が増加した感はある。その一因に、ソーシャルメディアと相性の良いスマートフォンの普及率が上昇していることが挙げられる。

今調査対象母集団ではFacebookの利用率、つまり登録率(アクセス頻度は別にして)は37.5%。非登録者は60.9%という結果が出ている。インターネット利用者を対象とした調査とはいえ、4割近い普及率とはなかなかのものだ。


↑ 現在Facebookに登録をしているか

世代別に見ると、男性は20代の登録者がやや多めなものの、世代間格差はさほどない。一方で女性は20代をピークとし、少しずつ歳を重ねるに連れて登録率が下がる傾向にある。60代で比較すると、男性は4割、女性は2割強でしかなく、男女で2倍近い差が開いている。この「歳と共に減少する」動きが、女性全体の登録率を押し下げる原因となっている。

他方、Facebookそのものを知らないとの回答は各世代とも数%。もっとも多い層でも4.0%でしかない。2年前の同社調査では全体で14.3%という高率が示されており、少なくとも知名度は大いに高まっているのが分かる。

なぜ登録しないのか、理由は……


登録者率37.5%。見方を変えれば6割以上の人がFacebookに登録していない。登録済みでサービスを十分に堪能している人には「なぜ登録しないのか」と不思議がる人も多いに違いない。そこで登録をしていない人に、その理由を複数回答で聞いたところ、最上位についたのは「実名登録がイヤだから」だった。全体で49.0%の人が理由に挙げている。


↑ なぜFacebookに登録しないのか(していない人限定、複数回答)

Facebookはその運営理念・規約の上で実名登録を原則としている。過去何回にも渡り、非実名者の登録取り消しなどの実績もある(中には実名なのにもかかわらず、誤って削除されたという事例も後を絶たない)。一方日本内外を問わず他のソーシャルメディアでは、実名利用をする・しないは利用者の判断に任されている。

実名ならば個を特定でき得るため、プライバシー上のリスクを鑑み、この「実名登録」を嫌う人は多い。特に日本では掲示板がインターネット上の主要コミュニケーションの場であった時から、匿名性での利用が文化として形成されていたため、実名の利用を嫌う向きが強いものとなっている。特に女性の反発が大きいのは、実名を基に実態が明かされた時のリスクに強い懸念を示しているからだろう(回答値は公開されていないが、女性はシニア層ほど登録率が低いことから、年上の女性ほど「実名登録はイヤ」と強く反発しているものと思われる)。

第2位の「自分には不要」、第3位の「面白さ・楽しさが分からない」、第4位の「サービスの内容が良くわからない」は、他のウェブサービスでも良く聞く、ありきたりな理由であり、男女差もさほどない。やはりFacebookにおいては実名での利用が最大の特徴であり、同時に、特に女性においては高い利用ハードルとなっている次第である。

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