スマートフォン所有率は45.0%、女性は30代まで過半数(2013年)

2013/06/16 15:00

先日掲載した【さらに増加のモバイル利用、減るテレビとPC……メディアへの接触時間推移をグラフ化してみる(2013年発表版)】にもある通り、博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所は2013年6月10日、毎年恒例調査・発表をしている「メディア定点調査」の最新版「2013」の抜粋編を発表した。その内容によれば調査対象母集団においては、スマートフォンの所有率は45.0%であることが分かった。前年同調査から10%ポイント以上もの伸びを示している。また若年層は特に所有率が高く、男性は20代まで、女性は30代までが過半数に達している結果が出ている(【発表リリース:博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所「メディア定点調査2013」】)。

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確実に増加するスマホ所有率


今調査に関する調査要件は先行する記事「メディアへの接触時間推移をグラフ化してみる(2013年発表版)」で解説済みなので、そちらを参照してほしい。

調査結果要旨では、スマートフォンの所有状況についても掲載されている。その結果(東京地区部分)を以前からの継続データとつなぎ合わせて経年変移を見たのが次のグラフ。倍々ゲームほどではないが、確実に増加している。


↑ スマートフォン所有状況(東京地区)(-2013年)

ドコモやau、ソフトバンクモバイルのような携帯電話本体の発売・運用企業でも新製品はスマートフォンがメイン。また他の類似調査でもこの一、二年で急速にスマートフォンが、若年層を中心にセールスを伸ばし、普及している状況が描かれている。数年前ならともかく今現在においては、45.0%という値には何の違和感も覚えない。

直近2013年分につき、性別・世代別に区分して精査したのが次のグラフ。


↑ スマートフォン所有状況(性別・世代別)(2013年、東京地区)

スマートフォンに限らず、デジタル系新アイテムは若年、そして中堅の男性(いわゆるデジタルマニア、ギーク層)にまずは浸透し、そこから他の属性に波及していく傾向が強い。スマートフォンもまたその例に従うがごとく、若年層、そして中堅男性に高い値が見られる。

女性はソーシャルメディアと相性がよく、そしてソーシャルメディアはスマートフォンと相性が良い。必然的に若年女性層の間で急速にスマートフォンは浸透をしており、今件では最大所有率こそ男性20代の72.2%に奪われてしまったが、10-30代でいずれも5割超え、20-30代に限れば四捨五入で7割に届く所有率を示すこととなった。中堅層が伸びたこともあり、30代と40代の間の差が大きいのも目に留まる。

地域別でもあまり差異が見られなくなってきた


これを調査地域別に見ると、東京がもっとも高い値45.0%、大阪と愛知がそれに近い42%台、そして高知が30.2%とやや低めの値を示している。


↑ スマートフォン所有状況(地域別)(2013年)


↑ スマートフォン所有状況(地域別)(2012年)(再録)

物価の違いや新製品の浸透度、必要性、ランニングコストが世帯収入に占めるウエイトの差異など、地域によって違いが出る理由はいくつか考えられる。一方で昨年のデータと比べると、昨年は明らかに差異が生じていた地域差が、今年は高知以外の地域では出ておらず、スマートフォンが世代だけでなく地域別でも広範囲に普及しつつある状況が見て取れる。

若年層ではすでに6-7割に達しているスマートフォン所有率(携帯電話保有者に対しではなく、属性所属の全回答者比であることに注意)。高校生ですらすでに1/3を超える所有率が確認されていることからも分かるように(【スマートフォンの伸び率が…小中高校生のパソコン使用率や携帯保有率の変化をグラフ化してみる】)、今後は「はじめての携帯電話がスマートフォン」という事例の増加と共に、さらに所有率が上昇していくに違いない。

※2013.6.17.タグのミスで一部記事の表示がなされていませんでした。謹んでお詫び申し上げます

■関連記事:
【携帯・PHS合わせて110.2%の普及率…総務省、2013年3月末の状況を発表】(2013年6月)

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