ソーシャルメディア上の企業アカウントを見た人が、次に取る行動は?

2013/06/07 11:30

いいね!博報堂DYホールディングスでは2013年5月20日に同社公式サイト上において、ソーシャルメディア・マーケティングセンター発のリリースとして、日本のソーシャルメディア利用者にまつわる調査分析結果(第2回目)を公開した。その公開内容によると、主要ソーシャルメディア(ツイッター・Facebook・mixi)利用者から構成される調査対象母集団においては、直近3か月でソーシャルメディア上で企業アカウントの情報を見た経験がある人は約2/3に登ることが確認された。ほぼ毎日見ている人は1割強に登る。また、その視聴経験者では、表示されているURLを普段からクリックしている人は5割近くに、「いいね!」「RT」「いいね」などをする人は3割近く達していた(【発表リリース一覧ページ】)。

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週一以上で企業アカウントを確認するのは44.4%


今調査の調査対象母集団の概要は先行する記事【パソコン5割にスマホが4割…ソーシャルメディア利用時にもっとも使う端末は?】にて説明済みなので、そちらを参照してほしい。

個々のソーシャルメディア利用の中で、企業や商品、サービスについての情報をどの程度の頻度で見るか、言い換えれば企業の公式アカウントの内容にアクセスしているか(第三者による宣伝を目にする場合は除く)を聞いたところ、67.3%は何らかの頻度で見ていると回答した。週に1回以上でまとめると44.4%となる。

↑ ソーシャルメディア上で、企業・商品・サービスについての情報をどの位の頻度で目にするか(企業公式アカウントへの接触という意味、直近3か月以内)
↑ ソーシャルメディア上で、企業・商品・サービスについての情報をどの位の頻度で目にするか(企業公式アカウントへの接触という意味、直近3か月以内)

全体では1週間あたりの平均接触日数は1.5日。4.7日で1日という形になる。一方で10.9%はほぼ毎日目にしており、ニュースの配信を確認するなり、新商品情報を心待ちにしているようすが想像できる。あるいは毎日の巡回ルートに入れているのだろう。

「URLをクリック」は47.7%


それでは企業アカウントに接触した人は、具体的にどのような行動に出るのだろうか。接触対象者に「企業アカウント上で情報を見て、普段はどのような行動を取っているか」を聞いたところ、「アカウント上に表示されているURLをクリックする」が47.7%にも達していた。

↑ ソーシャルメディアの企業公式アカウント上で「企業・商品・サービスについての情報」を見て、普段どのような行動をとっているか(企業公式アカウント接触者限定)
↑ ソーシャルメディアの企業公式アカウント上で「企業・商品・サービスについての情報」を見て、普段どのような行動をとっているか(企業公式アカウント接触者限定)

ソーシャルメディア上に限らず、インターネットで呈されたURLをクリックしてその対象ページにアクセスするのには、細心の注意が必要になる。ウイルスなどのリスクが生じるページへの誘導かもしれないからだ。それを防ぐには、クリックを試みる対象が安心安全で、信頼できる場所に配されている必要がある。「このサイトは安心できるので、書かれているURL先でもトラブルが起きることはないだろう」ということだ。

その点企業公式アカウントなら、企業そのもの(に加えてソーシャルメディアサービス側の)お墨付きがあり、リスクは極めて小さい。それを利用者も知っているからこそ、URLを押す人が多くなる。

また企業側もURLをクリックして望まれる行動をうながす場合が多々ある。これもまた、URLのクリック率が高い一因でもある。

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「うながす」といえば「いいね(mixi)/RT(ツイッター)/いいね!(Facebook)をする」の値も高い。これは多分に、そのボタンを押して参加したり、公式RTをしないと、求められている条件を満たすことができない場合が多いから。例えば「キャンペーンに参加するには企業側の特定ツイートを公式RTをした上でフォローする」「詳しい内容は企業のFacebookページにアクセスして『いいね!』ボタンを押し、参加しないと閲覧できない」といった具合である。

一方、ソーシャルメディアに限らず、見聞きした情報で気になるものがあれば良く行われるのが、「ネット上での評判を調べる」「検索サイトでさらに詳細を検索」「価格を調べる」。企業アカウントから得た情報をきっかけに、興味関心が沸き、さらなる情報を得るために色々と手を尽くす次第である。

また、いわゆる「口コミ」に当たる「知った情報を友人・知人に話す」「知った情報をソーシャルメディアで発信」はそれぞれ11.2%・5.2%。「することもある」ではなく「普段から取っている行動」なことを考えれば、案外高い値ではないだろうか。

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