リアルな友達が一番…米未成年者のFacebookでのフレンドはどのような人たちなのか

2013/06/03 11:30

Facebookタイムライン先日【大人以上にソーシャルメディアに溺れる米子供達】でも触れたように、米国内の調査機関【Pew Research Center】は2013年5月21日、同国内の未成年者のソーシャルメディア利用状況を記した報告書【Teens, Social Media, and Privacy】を発表している。その内容によればアメリカの未成年者でFacebookを利用している人では、そのフレンド(「友達」。この立場として登録したアカウントの情報は自分のニュースフィードに表示されるため、近況を知ることができるなど、多様な意思疎通が可能となる)対象としてもっとも多かったのは「学校での友達」だった。ほぼ100%が「フレンドには学校の友達がいる」と答えている。

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調査要項の詳細、言葉の定義などは先行の記事「大人以上にソーシャルメディアに溺れる米子供達」で解説済みなので、そちらを参考にしてほしい。なお今調査対象母集団のうち73%はFacebookを利用している。

先の【あまりにも無防備すぎる米未成年者のソーシャルメディア利用事情】でも解説したが、米未成年者のソーシャルメディア利用者では、個人情報への対応がオープンで、その理由の一つとして「目の前にいる本人と語り合うように利用しているのではないか」とする推論を挙げた。

↑ ソーシャルメディアに掲載している項目(ソーシャルメディア利用者限定、複数回答、米2012年)(再録)
↑ ソーシャルメディアに掲載している項目(ソーシャルメディア利用者限定、複数回答、米2012年)(再録)

では実際、ソーシャルメディアとしてもっとも利用されているFacebookにおける「フレンド」登録者はどのような対象なのだろうか……というのが今回のスポットライトをあてる項目。やはり推測通り、「学校での友達」がもっとも多く、利用者の98%は「フレンドに学校の友達がいる」と答えている。

↑ Facebookの「フレンド」にどのような属性の人がいるか(米2012年、12-17歳、Facebook利用者限定)
↑ Facebookの「フレンド」にどのような属性の人がいるか(米2012年、12-17歳、Facebook利用者限定)

次いで多いのは親族(両親や兄弟よりは縁遠い親族)。その後、学校外ではあるがリアルでの接触経験のある友達が続く。兄弟、両親をフレンドに持つ人も多い。

一方、リアルでは会った事が無い人(いわゆるネット友達)は1/3、有名人なども3割しかいない。自分が現実社会で見聞きしている、やり取りしている相手を中心にフレンド登録し、身内のネットワークのようなものを構成して利用するスタイルなのが見て取れる。また、同じ身内でも「両親」よりも「親族」の方が高い比率なのは、前者はすぐに、いつでも会えるが、後者は機会が無ければなかなか実際には会えないからだろう(例えば祖父母が好例)。

報告書には具体的な意見もいくつか寄せられているが、その多くは「自分がリアルに対面した人、知っているでないと、Facebookのフレンド登録はしない」というものだった。それをルール化し、頑なに守るとの話も多い。一方でその「知っている」ルールがあいまいな場合もある(例えば「同じ学校の自分と同じ学年なら、『知っているはず』だからフレンド登録してもOK」といった具合)。

詳しくは機会をあらためて解説するが、今調査対象母集団のうちFacebook利用者における、平均フレンド数は425.4人。両親や兄弟、親族、先生や学校の「普段顔を会わせる友達」だけでは、少々無理のある数には違いない。

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