「燃費がスゴく良い」が一目で分かるポスター

2013/05/30 08:45

1リットルのガソリン……ガソリン代の高騰を受け、あるいは環境への優しさが自動車の車種選択における重要項目となり、「燃費」は自動車にとってこれまで以上に重要なアピールポイントの一つとなりつつある。例えば【シニアが自動車に求めるもの、燃費に安全性能、そして価格】によれば、自動車に求める要素の最上位には「燃費」がついているし、震災後の調査【使い控え4割・燃費考慮6割…震災後に変わる自動車運転への姿勢】でも運転の際に燃費により注意するとの回答が多数を占めている。今回紹介するのは、あるハイブリッド車がその燃費の良さを知ってもらうために用意した、シンプルで奇抜な発想のデザインによるポスターである(【COLORIBUS】)。

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↑ Honda Insight Hybrid:「The Same Amount of Fuel」
↑ Honda Insight Hybrid:「The Same Amount of Fuel」

今ポスターはホンダが2013年5月にアメリカで展開した、ハイブリッド車インサイトの宣伝用のもの。シンプルな背景の上に二つの形が異なるガラスビーカーが配され、中にはガソリンと思われる液体が入っている。そして左の細長い方には「ホンダ・ハイブリッド車での1リットル」、右の通常のビーカーには「ホンダ車以外の1リットル」と書かれたプレートが。要は、双方のビーカーに入っているガソリンの量は同じと示している。そしてよくビーカーを見ると、双方とも中央には破線が引かれている。

……ここで気が付いた人も多いことだろう。この破線は自動車用道路における「中央線」を意味している。すると当然ビーカーの長さは道路の長さ。そしてそれは走行距離を表すことになる。

ホンダ車での1リッターつまり「ホンダのハイブリッド車は燃費が良いので、1リットルでもこれだの長さの距離が走れますよ」「ホンダ車でないと燃費が悪いので、同じ1リットルでもこれしか走れませんよ」という燃費の実情を、イメージ的に表しているわけだ。そして下の方に小さく「同じ量の燃料で(ホンダのインサイトなら)より遠くに行けますよ」とのメッセージ。

子供向けクイズとして、違う形のコップを用意し、同じ量のジュースを入れて「どちらが多いか」と聞く話は良くある。しかしそれを逆手に取り、長さ=走行距離の違いをアピールするあたり、発想・センスの良さにため息すら出てしまう。なによりもシンプルで分かりやすく、真意がつかめた時の「なるほど」感が大きい。

なかなかこのような発想の広告には巡り会えないし、ましてや自分で考えることなど及びもつかないが、その出来栄えには惜しみない賞賛を贈りたいものだ。

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