ゲームソフトランキング更新、トップはこれまでの作品の未来を描いた人気シリーズ最新作

2013/05/27 06:55

メディアクリエイトが発表した2013年5月13日から5月19日における【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回該当週のトップの座についたタイトルは、バンダイナムコゲームスの人気シリーズ「サモンナイト」の最新作にあたる『サモンナイト5』だった。過去シリーズから200-300年後の異世界「リィンバウム」が舞台だが、近代化が進んでいるのと共に、他の世界との連絡も密なものとなって交流が果たされており、新たな世界観の中での冒険となる。シミュレーションRPGとしては初となるLive2Dを搭載し、会話モードで各キャラクタの挙動が楽しめる。ビジュアルやシナリオには満足の行く出来との評価が多いが、ゲームの根幹をなすシステム、特に戦闘や召喚獣関連の部分に大きな変更が加えられており、この点への不満の声も少なくない。

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第2位は前回トップから一歩後退した『トモダチコレクション 新生活』。ゲームというよりはエンターテインメント系シミュレーターと呼ぶべきソフトの内容は、3DS本体内を居住世界として生活する「ミニ人間」をプレイヤーが見守っていくというもので、「神視点」による「観察エンターテインメントソフト」とも表現できる。以前DS向けに発売され、大いに話題を集めた『トモダチコレクション』の機能追加・3DS版に相当する。プレイヤーは主人公の立場から命令を入力するのではなく、「観察者」の立ち位置で楽しむプレイスタイルはDS版から踏襲されている。「新生活」ではMii(ゲーム世界の中の人間)が結婚し、さらには出産や育児、その子供の成長までをもカバーしており、人間社会の家族と同じ世帯構成、成長を共に追体験できる。そしてその成長を手助けできるのもソフトのポイント(純粋に「見てるだけ」では無い)。また成長した子供を「すれ違い通信」で他のプレイヤーのゲームに遠征させることもでき、友達とのやりとりも楽しめる。観察・間接関与型ゲームは元々数が少なく、しかも任天堂ブランドを有し、名作の前作からの続編にあたり、それらの肩書に恥じない内容を持つこともあり、口コミなどでユーザーが増えつつある。あと2週もあれば、ミリオンセラーとなる計算。

第3位は『ルイージマンション2』。こちらも第2位の「新生活」同様、前回週から1つ順位を後ろにずらす形となった。ゲームのジャンルはアクションアドベンチャーゲームだが、パズル的な要素を多く含んでおり、パズル解消のスキルも求められる。プレイヤーはマリオと共に活躍することが多い、弟のルイージの立場から、お化けたちが住家とする「オバ渓谷」の調査に挑むことになる。古びた洋館、雪に覆われた採掘所、機械仕掛けの工場など「いかにも出そうな」場所を探索し、謎解きをしながらステージを進んでいく。作品説明には「お化け物が狂暴化」とあり恐怖を誘うが、いわゆるリアルな恐怖感はさほど無く、怖がりでも安心してプレイできる。主要装備として登場する「オバキューム」はその名の通りお化けを吸い込む武器として使えるが、さらには物の吸い込みや吐き出しも行える。この仕組みを巧みに使いこなして謎解きをしていくが、他に「ストロボ」でお化けを驚かせたり、「ダークライト」で隠れている物を探すなど、アイテムを色々と使い分けていく仕組みもゲームの魅力。

第4位は『とびだせ どうぶつの森』。これも前回週から順位を一つ下げているが、健闘中には違いない。プレイヤーは成り行きで村長を任され、その立場から、住民の声に耳を傾け努力を重ねてその願いをかなえ、村、そして自分自身をも成長させていく、地域のリーダー体験、環境整備型の箱庭ゲーム。多種多様なカスタマイズ機能を使いこなすことで、独自性を持つ村を作れるだけでなく、さまざまな交流の仕組みを活用し、他のプレイヤーが作った独自のデザインを「自分の村に」取り入れて楽しめる(ちなみに機能が豊富なのと、デザインセンスがある無しとは別)。多数の企業とのタイアップアイテムも配信され、それらをダウンロードして彩りを添えるなど、生活系ネットワークゲームに近いプレイスタイルを味わうことが出来る。今なお売り買いタイミングを間違って後悔したり、カブ価の上下に一喜一憂したり、高い値が付いた場合には知り合いを呼び寄せるなど、活発な交流が繰り広げられている。

今回はトップに『サモンナイト5』が入り、あとの上位陣はすべて前週分から1つずつ押し出された形となった。順当といえば順当な結果といえる。一方次回計測週では、人気ロールプレイングゲームシリーズの久々のナンバリングタイトルをはじめ、いくつか気になる作品が発売予定に挙がっている。順位にもそれなりに変動が生じることになるだろう。

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