アウトドアを楽しむ際に生じたケガへの対応について

2013/06/02 20:00

救急箱厳しい寒さも終わり、温暖な気候の春、そして汗ばむ夏になると、外出する機会が多くなる。観光やピクニックなどレジャーを楽しむ人も増えるだろう。一方でそのような機会においては、転んだり木の枝に接触するなどで、切り傷、刺し傷のような外傷を受ける事例も多々発生する。アメリカのウェイク・フォレスト大学のバプティスト・メディカル・センター(Wake Forest Baptist Medical Center)の医師らなどは【Health Day】を介し、さまざまな助言を呈している。今回はそれらをまとめて紹介することにしよう。

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アウトドアで生じた外傷のような事例の場合、まずはケガが重度のものか否かを判断するのが大切。ただ、ほとんどの場合は軽症で、次のような処置をすることで十分対応できる。

・石けんと温水、あるいは抗菌性の石けん水を使って手を良く洗う。

・出血を止めるために、患部に清潔なガーゼ、消毒された布や紙タオルで直接圧迫する。

・患部を冷水と刺激の少ない石けんで水洗いし、そののちに水分をふき取り乾燥させる。

・感染症を予防するため、抗生物質による軟膏を塗る。

・患部を無菌の包帯で包み込む。

一方、次のような事例の場合には自前の治療では無く、救急系の病院に連絡を入れるなり来院が必要であるとアメリカ国立衛生研究所(The U.S. National Institutes of Health)はコメントしている。

・大きな傷、出血のひどい傷。

・顔面に負った、あるいは骨に近い部分に生じたケガ。

・患部の感覚が無くなった、あるいは部位の機能が失われたように思えるケガ。

・他人や動物にかまれたことで生じたケガ。

・錆びたものによる傷(飛び出た釘に接触するなど)。

・物や破片による傷で、それらが刺さったり入り込んだまま抜けない場合。

また同所ではケガの発生から48時間以上経過しても、状況の回復が見られない傷、赤みや腫れなどの症状がある場合、その他感染症の兆候がある場合にも、医師の相談を受ける必要があるとしている。

十分以上に注意をすれば、アウトドアを楽しんでもケガのリスクは十分に抑えられる。一方でどれほど用心深く行動しても、絶対にケガをしないことはありえない。自分以外の要因で傷を負ってしまう場合もある。

その上で自分で処置が出来る範囲と判断して対処しても「おかしいな」と思ったら、あるいは手に負えないような状況だった場合には、躊躇せずに受診するよう心がけよう。

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