連休中で閑散とした動き…海外投資家、2週ぶりの売り超し(13/05/10)

2013/05/10 16:15

東京証券取引所は2013年5月10日、2013年4月30日-5月2日(5月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによると該当週に海外投資家が株を売った総額は4兆3282億7929万6000円なのに対し、買い総額は4兆3254億2091万0000円となり、差し引き28億5838万6000円の売り超しとなった。これは先週から転じて2週ぶりの売り超しとなる。なお法人は買い超しに転じ、個人も買い超しに転じ、証券会社も買い超しに転じている(【発表リリースページ】)。

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4月30日-5月2日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……5359億0574万8000円/5662億8386万3000円(303億7811万5000円買超)
・個人……2兆9808億7045万5000円/3兆0352億8501万1000円(544億1455万6000円買超)
・海外投資家……4兆3282億7929万6000円/4兆3254億2091万0000円(28億5838万6000円売超)
・証券会社……2375億6221万7000円/2422億7775万5000円(47億1553万8000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

4月1日-5日……7147億9573万1000円買超
4月8日-12日……1兆5865億1393万0000円買超
4月15日-19日……1539億2134万0000円売超
4月22日-26日……5352億6366万9000円買超
4月30日-5月2日……28億5838万6000円売超

今回計測週はゴールデンウィークの真っただ中にあり、営業日数はわずか3日。単純計算でも通常週の6割程度しかないのに加え、休んでいる投資筋も少なくなく、出来高は一様に低迷する形となった。海外投資家の動向はといえば、同じ時期に為替レートがやや円高ドル安に振れたこともあり、売り基調が強まる形となったが、やはり取引状況は売り超しとなっていた。ただしその差はわずか30億円足らずで、実態としては売り買い均衡と見て良い。

その後の動向としては(現在進行週)、アメリカの雇用統計の好調値をきっかけに大幅に買い進まれ、さらに新規失業保険申請件数が5年半ぶりの低水準だったことを大いに好感する形で、一気に1ドル100円のラインを突破しての、適正レートに向けた円安に動いており、これに伴い株式市場でも大きく買い進まれている。来週木曜日に値が発表される現行週では、海外投資家は再び買い超しに転じているに違いない。まさに前週記事の「は再び海外投資家は売り超しに転じているかもしれないが、それも一時的なものと考えてよさそうだ」の現実化という次第である。


※カテゴリ整理に合わせ、前回から「外国人投資家」の表現を「海外投資家」に改めています

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