G20での事前の懸念が払しょくされ為替も安定化…海外投資家、2週ぶりの買い超し(13/05/07)

2013/05/07 16:15

東京証券取引所は2013年5月7日、2013年4月22日-4月26日(4月第4週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に海外投資家が株を売った総額は7兆3528億5926万0000円なのに対し、買い総額は7兆8881億2292万9000円となり、差し引き5352億6366万9000円の買い超しとなった。これは先週から転じて2週ぶりの買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人は売り超しに転じ、証券会社も売り超しに転じている(【発表リリースページ】)。

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4月22日-4月26日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……1兆2100億0685万3000円/1兆0384億0470万6000円(1716億0214万7000円売超)
・個人……5兆9599億1599万4000円/5兆4892億4343万7000円(4706億7255万7000円売超)
・海外投資家……7兆3528億5926万0000円/7兆8881億2292万9000円(5352億6366万9000円買超)
・証券会社……4687億0787万4000円/4329億1828万6000円(357億8958万8000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

3月25日-29日……2725億1602万4000円買超
4月1日-5日……7147億9573万1000円買超
4月8日-12日……1兆5865億1393万0000円買超
4月15日-19日……1539億2134万0000円売超
4月22日-26日……5352億6366万9000円買超

今回計測週も先週同様、祝日・祭日その他の休業日のない5営業日展開の週……なのだが、ゴールデンウィーク直前ということもあり、取引そのものはやや低迷。為替もG20での事前の懸念が払しょくされたことで、適正レートを目指す中で、区切りとなる1ドル100円に向けた動きを継続。これに連動する形で株価も堅調に推移した。

ただし26日は連休中のイレギュラーな動きを警戒してかまとまった売りが入り、さらに日銀の金融政策決定会合での「現状維持」が(想定の範囲内ではあったが)売り材料の口実化されたことで、為替もやや円高に動く形となった。とはいえ全体的には円安の日が多いこともあり、前週「外国人投資家も再び、買い超しに転じていることだろう」と予想した通りの結果となっている。買い超し額面も5000億円を超え、かなりの額なことから、昨今の海外投資家の「押せ押せムード」は続いているように見える。

次週分では為替がやや円高に戻し、市場も軟調に推移している。ただしゴールデンウィーク中の間隙を縫う形での円高・株安で、休み明けは再び円安・株高の動きを再開している。あるいは再び海外投資家は売り超しに転じているかもしれないが、それも一時的なものと考えてよさそうだ。


※カテゴリ整理に合わせ、今回から「外国人投資家」の表記を「海外投資家」に変更しています

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