若年層の利用頻度が高めなLINEとツイッター…主要ソーシャルメディアの世代別利用性向をグラフ化してみる

2013/04/30 15:00

ネットエイジア、そしてシタシオンジャパンは2013年4月25日に、相性が良い事で知られている「テレビ」と「ソーシャルメディア」の関係性をテーマとした調査結果を発表した。その報告書によれば調査対象母集団では、ツイッターを利用している人は32.6%、Facebookは31.2%、LINEは33.7%に達していることがわかった。今回はこの調査結果の値をベースとして、主要ソーシャルメディアの世代別利用性向を見ていくことにする。個々のサービスの特性が良くわかる、非常に興味深い結果が出ている(【発表リリース】)。

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今調査は2013年2月25日から3月1日に渡り、15歳から49歳の男女で携帯電話(スマートフォン・一般携帯電話(フィーチャーフォン)いずれでも可)保有者に対し、携帯電話経由で行われた。有効回答数は1000人。男女比は50.6対49.4。男女比・世代構成比は携帯電話利用率及び人口分布を元にウェイトバックが実施されており、自然な結果に近い値が出るようになっている。

先に【利用者の多いmixi、利用頻度の高いLINEやツイッター…主要ソーシャルメディアの利用頻度・利用率をグラフ化してみる】で記した通り、今調査対象母集団ではmixiは37.7%ともっとも高い利用率を示している。次いでGREEが34.0%、新興勢力の最成長株として名高いLINEが33.7%。システム上日本での浸透は難しいとされていたFacebookでも31.2%の値が出ている。

↑ ソーシャルメディアの利用頻度(「利用者の多いmixi、利用頻度の高いLINEやツイッター…主要ソーシャルメディアの利用頻度・利用率をグラフ化してみる」から抜粋)
↑ ソーシャルメディアの利用頻度(「利用者の多いmixi、利用頻度の高いLINEやツイッター…主要ソーシャルメディアの利用頻度・利用率をグラフ化してみる」から抜粋)

今回はこれらのうち、ゲーム色の強いものを除いた、ツイッター、Facebook、mixi、LINEの4つについて世代別の利用頻度を見ていく。まずはツイッター。

↑ ソーシャルメディアの利用頻度(ツイッター)
↑ ソーシャルメディアの利用頻度(ツイッター)

10代がもっとも多く50.1%、20代もほぼ変わらずの47.2%。30代に入るとグンと減り22.8%となる。10代の利用頻度は高めだが、それ以降の世代は頻度区分の割合に大きな違いはない。大体「毎日1回以上」が半数程度。40代となるとやや利用頻度が落ちる程度。

↑ ソーシャルメディアの利用頻度(Facebook)
↑ ソーシャルメディアの利用頻度(Facebook)

ビジネス的な使われ方が多いことや実名主義の方針で運営されていることから、Facebookの利用率・利用頻度は成人の20代の方が多い。もっとも10代も利用頻度の割合は20代以降と大きく変わらず、大学生などが用いているものと考えられる。高校生以下にはFacebookを使うメリットを見いだせない・リスクが高過ぎると考えられているのだろう。

↑ ソーシャルメディアの利用頻度(mixi)
↑ ソーシャルメディアの利用頻度(mixi)

日本では老舗のソーシャルメディアであることから、利用率は高い。世代別では20代がずば抜けて高い。むしろ30-40代の値の低さが想像以上のもので驚く次第。ただし「毎日1回以上」の多頻度利用者は利用者全体の1/3-1/4で、他のソーシャルメディアより少なく、さらに「月一未満」の率が高め。一応mixi内でもリアルタイム会話システムも導入されているが、mixiでそれを行うメリットを見出しにくいようだ。

↑ ソーシャルメディアの利用頻度(LINE)
↑ ソーシャルメディアの利用頻度(LINE)

最後はLINE。似たようなチャット系システムのツイッター以上に、10代の利用率が高い。「月一以上の利用」に限定しても5割を超えている。20代以降になるとその世代の利用者全体における高頻度利用者の率は減るが、それでも40代においても半数近い割合を示している。LINEの特異性がうかがえしれよう。

若年層の利用頻度を比較してみる


せっかくなので若年層に限るが、上記4サービスの利用頻度を並べてみることにした。

↑ ソーシャルメディアの利用頻度(15-19歳)
↑ ソーシャルメディアの利用頻度(15-19歳)

↑ ソーシャルメディアの利用頻度(20-29歳)
↑ ソーシャルメディアの利用頻度(20-29歳)

20代になるとさすがに利用率そのものではmixiの方が上になるが、実質的な定期利用者の区分とされている「月一以上」に限るとLINEが上になる。また10代では他サービスを大きく超えて、LINEが独走している様子がきわめてよく分かる。サービスの特性の違いとはいえ、ツイッターやLINEの利用率、そして利用頻度の高さは注目に値するといえよう。



参考までに。同じソーシャルメディアとはいえ利用スタイルが大きく異なるブログだが、利用率そのものはそこそこなものの、利用頻度が押し並べて低い。

↑ ソーシャルメディアの利用頻度(ブログ)
↑ ソーシャルメディアの利用頻度(ブログ)

ブログにはブログの良さがある。とはいえネット界隈全体としての利用性向は、ソーシャルメディアに移行していると見た方が妥当だろう。

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