アメリカのボストン事件でリスク回避の動きも…海外投資家、4週ぶりの売り超し(13/04/25)

2013/04/25 16:15

東京証券取引所は2013年4月25日、2013年4月15日-4月19日(4月第3週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は8兆1343億5236万4000円なのに対し、買い総額は7兆9804億3102万4000円となり、差し引き1539億2134万0000円の売り超しとなった。これは先週から転じて4週ぶりの売り超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人は買い超しに転じ、証券会社も買い超しに転じている(【発表リリースページ】)。

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4月15日-4月19日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……1兆0084億0279万9000円/8180億0469万1000円(1903億9810万8000円売超)
・個人……4兆7400億7756万5000円/5兆0646億5580万6000円(3245億7824万1000円買超)
・外国人……8兆1343億5236万4000円/7兆9804億3102万4000円(1539億2134万0000円売超)
・証券会社……4131億9253万1000円/4267億0395万2000円(135億1142万1000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

3月18日-22日……918億5530万4000円売超
3月25日-29日……2725億1602万4000円買超
4月1日-5日……7147億9573万1000円買超
4月8日-12日……1兆5865億1393万0000円買超
4月15日-19日……1539億2134万0000円売超

今回計測週も先週同様、特に祝日・祭日その他の休業日は無く、5営業日フルオープンの通常週。前週の記事でも触れているが、今回計測週は円安に関する懸念がアメリカ政府内部の文章から出たことに加え、ボストンマラソンでの事件を受けてリスク回避の動きが高まり、さらに貴金属系の資源価格が急落したことを受け、相場の雰囲気はかなりの冷や水を浴びせられることとなった。日経平均株価もこの週は横ばい、やや下げ基調にあるが、案の定外国人投資家は売り超しの状況であることが、今回確認された。

とはいえ売り超し額は1500億円程度。前週の1兆6000億円程度の買い超しの反動程度の額でしかない。また円安周りはG20で事実上容認されたことを受け、翌週からは再び適正レートに向けた円安基調に戻している。ボストンの事件も19日には犯人の逮捕に至ったことで、一区切りついた形となった。これらのポジティブな要因もあり、次回計測週、つまり現在進行週においては、再び為替は円安の方向に、日経平均株価は上昇基調に戻している。恐らくは外国人投資家も再び、買い超しに転じていることだろう。

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