急速に伸びるAndroid、確実に増加するiPhone…スマートフォン動向の変化をグラフ化してみる

2013/04/16 08:45

スマートフォン先日【スマホ利用者はAndroidが2でiPhoneが1、将来欲しい人ではiPhoneの方が人気】でライフメディアのリサーチバンクによるスマートフォンに関する調査結果を取り上げた。今調査は2010年以降毎年継続的に実施されており、経年変化を知ることができる。その変遷をまとめた資料が同年4月12日に同社から【2010年-2013年のスマートフォンに関する調査】として発表された。そこで今回はこの中からスマートフォンの使用状況と未使用者の購入意欲・選択機種について見ていくことにする。

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今調査の最新版である2013年分は同年3月29日から4月3日にかけて10代から60代の男女に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1332人。男女比、世代構成比(10歳区分)はそれぞれほぼ均等割り当て。他年の調査もほぼ同一条件で実施されている(2010年のみ年齢区分無し)。日本の人口構成比によるウェイトバックはかけられていないことに注意。

まずは現在スマートフォンを使っているか否か、使っているのならどの機種か(iOS=iPhoneあるいはAndroid OSか、その他のOSのスマートフォンか)。主要2機種であるAndroid・iPhoneが着実に浸透率を上げているのが分かる。

↑ 現在スマートフォンを使っているか(複数回答、2010年-2013年)
↑ 現在スマートフォンを使っているか(複数回答、2010年-2013年)

AndroidとiPhone双方の動きを見ると、2010年時点では圧倒的優勢を確保していたiPhoneが2011年になるとAndroidに逆転され、2012年以降は引き離されていく様子が確認できる。実機種の販売個数も似たような動向を示しており、実態が表れている。とはいえAndroidが多企業産の集合体的な形で累算されていることを考えれば、Apple一社のみによるiPhoneの奮戦ぶりもよく理解できる。

他方、「非使用」さらにはスマートフォンそのものの認識が無い「スマートフォンって何?」の回答率も漸減している。2010-2011年時点では8割前後だった非使用者も、2013年には5割強にまで減っている。スマートフォンは確実に世間全般に認識され、普及している。

では現在(回答時点)スマートフォンを使っていない人における、今後の購入意欲はどのような動きを示しているのか。

↑ 今後購入・利用したいスマートフォンはあるか(複数回答、スマートフォン非使用者限定、2010年-2013年)
↑ 今後購入・利用したいスマートフォンはあるか(複数回答、スマートフォン非使用者限定、2010年-2013年)

非使用者におけるスマートフォンの人気は、概してiPhoneに軍配が上がるようだ(2011年はイレギュラー的にAndroidが逆転している)。非使用者における憧れ的なポジションとしては、やはり総合的なブランド力のあるiPhoneに分がある。

気になるのは、年々「購入・利用意欲無し」とする意見が増えていること。2010年は38.6%だったのが、2013年には57.2%となり、20%ポイント近い上昇を示している。とはいえ、良く考えてみるとこれも当たり前の話。

年々「スマートフォンが欲しいな」と考えている非使用者が実際に購入するに連れ、非使用者内での購入意欲保持者は減っていく。残るは「まだ買ってない」人と「買うつもりはない」人だが、前者が買うに従い後者の比率は増加していくことになる。一つ目のグラフと合わせ、スマートフォンが確実に普及しつつあること、さらには今後は普及率の上昇がゆるやかになることを示唆しているともいえよう。

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