日銀の国債買い入れ等の発表が市場を大きく動かす…海外投資家、2週連続の買い超し(13/04/11)

2013/04/11 16:15

東京証券取引所は2013年4月11日、2013年4月1日-4月5日(4月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は8兆0423億6564万9000円なのに対し、買い総額は8兆7571億6138万0000円となり、差し引き7147億9573万1000円の買い超しとなった。これは先週から続いて2週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人も売り超しを継続、証券会社も売り超しを継続している(【発表リリースページ】)。

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4月1日-4月5日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……1兆1977億0230万2000円/9707億8570万3000円(2269億1659万9000円売超)
・個人……4兆5950億4941万8000円/3兆9432億1695万6000円(6518億3246万2000円売超)
・外国人……8兆0423億6564万9000円/8兆7571億6138万0000円(7147億9573万1000円買超)
・証券会社……3745億7017万0000円/3363億8054万8000円(381億8962万2000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

3月4日-3月8日……2538億4503万2000円買超
3月11日-3月15日……4574億1852万0000円買超
3月18日-22日……918億5530万4000円売超
3月25日-29日……2725億1602万4000円買超
4月1日-5日……7147億9573万1000円買超

今回計測週も特に祝日・祭日その他のイレギュラーな休業日は無く、5営業日フルオープンの通常週。先週の記事で記した通り、今回該当週の木曜日にあたる4月4日、日本銀行の金融政策決定会合で国債買い入れ額など、それこそアメリカのFRBのQE1-QE3が一度に実施されたようなインパクトのある内容が展開され(【本日、日本銀行が発表した『「量的・質的金融緩和」の導入について』】)、それ以降市場は大きな上向きで動いている。

先週の時点で海外勢のトレンド展開の可能性がやや薄れたことについて触れたが、今回週も買い超し、しかも買い越し額が7000億超と大規模なものとなり、再び市場底上げの牽引力となりそうな雰囲気がある。先週「(日銀の政策決定を)受けて外国人投資家、そして市場全体がどのような動きを示すのか。明日以降の動向が気になるところ」と記したが、ほぼ予想通り「海外勢の大規模な買い超し」「市場は上昇」という形に落ち着いた。出来高も相当量増しており、再び上昇機運の風が吹き始めた感はある。

適正レートに向けた円安の流れも進んでいる。そろそろ天井では、との話もある。一方で、昨今の流れはまだ本上昇の一部に過ぎないとの意見もある。数年来の動向の反動も合わせ、ここしばらくはこの流れが継続しそうである。

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