仕事のモチベーション維持方法、トップは「休みの日はゆっくり休む」

2013/04/06 20:00

影でゆっくりと休むGABAは2013年3月28日、新年度を迎える就業者の意識調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、仕事へのモチベーション(やる気、活気、活力)を維持する方法としてもっとも多くの人が用いる手段は「休みの日はゆっくり休む」だった。66.4%の人が実施している。次いで「趣味に没頭」「友人と会う」が続いている。世代別では多くの項目で若年層が高い回答率を見せているが、「家族との時間を作る」「出来る仕事から片づけていく」などは高齢層ほど高い値を示している(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2013年3月7日-11日にかけて関東・関西在住の20-59歳の就業者を対象に携帯電話によるインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。地域構成比は関東・関西で均等、男女比・世代構成比(10歳区切り)はほぼ均等割り当て。協力調査機関はネットエイジア。

疲れの蓄積や挫折、失敗、トラブルとの遭遇、その他さまざまな事象に直面し、また何事も無くとも日々の作業の継続により、仕事へのモチベーションは漸次低下していく。低下したまま放置すると、効率は下がり、さらなるトラブルの元にもなりかねない。そこでモチベーションの維持回復が求められるわけだが、どのような手法を用いているだろうか。複数回答で聞いたところ、最上位についたのは「休みの日はゆっくりと休む」で66.4%に達していた。心も体も定期的な休暇が必要だという認識である。

↑ 仕事へのモチベーションの維持方法(複数回答、上位のみ)
↑ 仕事へのモチベーションの維持方法(複数回答、上位のみ)

いわゆる「ハレ(非日常)」と「ケ(日常)」をしっかりと使い分けて区切ることで日常生活をリフレッシュし、慢性感を解きはらうという点で、休みの日にも仕事を抱えるなどといった行為はせず、ゆっくりと休むことは非常に重要。休みの日の行動に楽しさを覚えることで、その日を目指して気合いが入る=モチベーションの低下を防ぐ効果もある(休み明けの月曜に少々気分が落ち込み、休みに入る直前の金曜には気分が高揚することは、誰もが経験しているはず)。

日常・非日常の切り替えという点では「趣味に没頭」も似たようなもの。普段は仕事で手が出せない、自分の好きなことに注力すれば、日頃の疲労感も吹き飛んでしまう。またコミュニケーションが固定される場合が多い仕事場での環境との切り替えという点では、友人と会うことも有効となる(「おしゃべりをする」も似たようなもの)。

平日はほとんど時間が取れない家族との憩いの時間を設けたり、ちょっとした御馳走を食する場面を設けるなど「自分へのご褒美」も、「切り替え」との視点では有効。

これらを世代別に見ると、世代間によるモチベーションに対する考え方の違いがすけてみえる。

↑ 仕事へのモチベーションの維持方法(複数回答、上位のみ)(世代別)
↑ 仕事へのモチベーションの維持方法(複数回答、上位のみ)(世代別)

「休みの日はゆっくり休む」「趣味に没頭」「友人と会う」「自分へのご褒美」「おしゃべり」「飲み会」などは若年層ほど高い。とりわけ「友人と会う」「おしやべり」は20代のみ突出しており、学生気分が多分に残っている感もある。他方、「出来る仕事から片づけていく」「ポジティブに物事を考える」「どんな仕事でも楽しさを見つける」は概して歳を経るほど値が上乗せされる。仕事術・処世術を身に付けた「大人」の雰囲気を覚える。また「家族との時間を作る」は40-50代の方が高く、長い時間を共有している家族とのひと時が、憩いの場として強く認識されているのが分かる。



性格や物の考え方は人それぞれなため、これらのモチベーションの維持・回復方法がすべての人に当てはまるとは限らない。中には逆にストレスを溜めてしまう人もいるだろう。とはいえ、多くはシンプルで、すぐに実践できそうなものも多い。自分自身でモチベーションの低下を自覚できる日々が続き、それを解消する方法に苦慮しているのなら、まずは他の人の例を見習ってみるのも一つの手と言えよう。


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