回転寿司利用者の一食あたりの平均枚数は9.9皿

2013/03/31 15:00

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回転寿司マルハニチロホールディングスは2013年3月27日、回転寿司に関する消費者実態調査結果を発表した。それによると事前調査の対象母集団においては、寿司を食べる際に回転寿司店を利用する人は8割強に達していた。利用する人にその頻度を聞くと、月一以上の利用者は4割を超えていた。さらに月一以上で回転寿司を利用する本調査対象母集団では、一回の利用で平均9.9皿を食べていることが明らかになった(【発表リリース(PDF)】)。


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今調査の本調査は関東・関西に住む15-59歳の男女のうち月1回以上回転寿司を利用する人を対象とし、2013年3月9日から12日までの間に携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比・エリア比で均等割り当て。調査機関はネットエイジア。

事前調査として年齢のみの条件を設けた上で、お寿司を購入・食する場所を聞いたところ、81.0%の人が「回転寿司」と答えた。次いでスーパーなどのお店で買って食べる人が71.0%となっている。

↑ 寿司を買う・食べる場所は?(複数回答)(事前調査)
↑ 寿司を買う・食べる場所は?(複数回答)(事前調査)

いわゆる「まわらない寿司」こと「回転寿司以外の寿司店」を利用する人は23.1%。中にはお寿司を食べない人も2.7%居る。

このうち回転寿司を利用する(テイクアウトは含まず)人に、その頻度を聞いたところ、全体では43.1%が「月一以上で足を運ぶ」と回答した。

↑ 回転寿司利用頻度(テイクアウト含まず)(事前調査)
↑ 回転寿司利用頻度(テイクアウト含まず)(事前調査)

女性より男性の頻度が高いのは、仕事絡みでの食事で使う場合もあるからだろう。

そこで「月一以上で回転寿司を食べる人」に、一度の食事で寿司以外も含め、何皿食べるかを聞いた結果が次のグラフ。全体では6-10皿が56.3%と過半数、平均値も9.9皿とボリュームゾーンに収まる形となった。

↑ 寿司以外のメニューも含めて何皿食べることが多いか(月一以上で回転寿司を利用する人、回転寿司での話)
↑ 寿司以外のメニューも含めて何皿食べることが多いか(月一以上で回転寿司を利用する人、回転寿司での話)

↑ 寿司以外のメニューも含めて何皿食べることが多いか(月一以上で回転寿司を利用する人、回転寿司での話)(平均)
↑ 寿司以外のメニューも含めて何皿食べることが多いか(月一以上で回転寿司を利用する人、回転寿司での話)(平均)

概して女性の方が少食だが、特に10代は大きな差(平均で6.0皿)もの差が出ている。回答層が少数のためぶれが生じている可能性もあるが、男の子のやんちゃぶりが見て取れる(特に21皿以上が23.8%も居るあたりが……)。また、女性が多少ながらも歳を経るにつれて食べる量を増やす動きを見せているのに対し、男性は概して減る傾向にあるのも興味深い。

とりわけ、男性の10-20代における枚数の多さは注目に値すべき動き。元々親子連れともなればまとまった人数が一度に来店するという点もあるが、回転寿司のチェーン店が子供、特に男の子向けのプロモーションを積極的に行う理由も理解できるというものだ。


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