アメリカの雇用統計も比較的良い値を示す…海外投資家、17週連続の買い超し(13/03/14)

2013/03/15 09:45

東京証券取引所は2013年3月14日、2013年3月4日-3月8日(3月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は5兆9225億9830万7000円なのに対し、買い総額は6兆9398億7339万2000円となり、差し引き1兆0172億7508万5000円の買い超しとなった。これは先週から続いて17週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人も売り超しを継続、証券会社も売り超しを継続している(【発表リリースページ】)。

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3月4日-3月8日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……1兆1517億5702万8000円/7339億4495万3000円(4178億1207万5000円売超)
・個人……3兆6604億0353万2000円/3兆3820億9940万0000円(2783億0413万2000円売超)
・外国人……5兆9225億9830万7000円/6兆9398億7339万2000円(1兆0172億7508万5000円買超)
・証券会社……2919億6044万1000円/2719億9336万7000円(199億6707万4000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

2月4日-8日……1506億8057万5000円買超
2月12日-15日……1828億5380万2000円買超
2月18日-2月22日……2249億6082万4000円買超
2月25日-3月1日……2957億9754万5000円買超
3月4日-3月8日……2538億4503万2000円買超

今回計測週は営業日が5日フル稼働の週。急速に値を戻す市場の過熱感に警戒感を覚え、日経平均株価は後ずさりをする場面もあったものの、アメリカの雇用統計も比較的良い値を示し、市場環境は良い流れで進んだ一週間だった。もっとも外部的なマイナス要因が消えたわけではなく、少しずつ慎重な形での前進のような雰囲気ではある。

国内動向では直近においては日銀正副総裁の人事に注目が集まっており、この一、二週間は様子見の雰囲気が強い。また3月14-15日の衆参両院で承認されても、(その承認は現総裁が19日に退任するためのものであり、正式な任期満期を迎える)4月9日以降の5年間の任期について再び国会の承認を受けねばならない。この際、一部野党による足を引っ張る行動が懸念されている。

外国人投資家の買い超しは今回計測週で17週連続。実に昨年11月12日から始まる週以来、ほぼ4か月の継続となる。日経平均株価の上昇もほぼ同じタイミングからスタートしており、取引高の多くを占める外国勢の売買動向が、いかに昨今の上昇市場を底支えしているかが分かる。また今回週は買い超し額が1兆円を突破。外国勢の勢いがさらに増している感はある。

アノマリー的、「節分天井・彼岸底」という格言によれば、すでに下げ相場に転じている時期。しかし今年に関しては空振り三振的な状態にある。この勢いがどこまで続くのか、気になる人も少なくあるまい。

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