母親が好きなキャラクタートップは「となりのトトロ」、それでは子供が好きなのは…?

2013/03/14 11:30

太鼓の達人ビデオリサーチは2013年3月12日、満3歳-満12歳の子供を対象にした「キャラクターと子供マーケット調査」の2012年12月度の調査結果を発表した。それによると調査対象母集団のうち母親においては、一番気に入られているキャラクター(作品)は「となりのトトロ」だった。約2/3が「好き」だと答えている。一方子供自身では最上位についたキャラクターは「ドラえもん」で、子供の約3/4が好きだと回答している(【発表リリース】)。

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今調査は2012年12月3日から9日にかけて、東京駅を中心とした半径30キロ圏内に居住する、調査時に満3歳-満12歳の男女個人(中学生は除く)に対し、郵送調査で行われたもので、有効回答数は617人。回答の記入者はすべての対象者の母親あるいは同代行者。調査対象は住民基本台帳の性・年齢構成比を基に抽出されている。

調査結果では回答者の子供自身、そしてその母親それぞれに対し「好きだ」と回答した(複数回答)キャラクタの上位20位までが掲載されている。それに関して母親・子供それぞれ10位までを抽出して整理し、重なるキャラクターは併記した上でグラフ化したのが次の図。

↑ キャラクター人気度ベスト10(2012年12月度、母親・子供で上位10位入りのみ)(空欄は20位以内に無し)
↑ キャラクター人気度ベスト10(2012年12月度、母親・子供で上位10位入りのみ)(空欄は20位以内に無し)

母親と子供のキャラクターの好意度性向に違いがなければ、上位陣は重なるはずだが、結果としてはほとんどが重ならず、単純に2つの別々のグラフが横並びになるのに近い形となった。キャラクターの好き嫌いにおいて、親子では(ある意味当然だが)多分の相違が生じていることが分かる。

一方、例えば「となりのトトロ」「ミッキーマウス」「サザエさん」「くまのプーさん」「ドラえもん」などは親子共に高い値を示している。これらは世代を超えて愛されるキャラクターであることも分かる。

親子それぞれの傾向を見ると、母親は昔懐かしのキャラクターが多く(「アルプスの少女ハイジ」「バーバパパ」)、また成人女性をターゲットにした商品向けキャラクターが多い。一方子供は放送中のアニメに加え、ゲーム(例えば「スーパーマリオ」)や子供が良く手に取る商品のイメージキャラクター(「Qoo」「コアラのマーチ」)などが上位に来ており、子供は日常生活の中で接した身近なキャラを敬愛するパターンが顕著に出ている。またゲーム関連に限ると、「スーパーマリオ」以上に「太鼓の達人」が上位に来ていることも驚き。

似たような切り口で、今度は子供の男女別で再整理したのが次のグラフ。当然大きな違いが出ている。

↑ キャラクター人気度ベスト10(2012年12月度、男児・女児で上位10位入りのみ)(空欄は20位以内に無し)
↑ キャラクター人気度ベスト10(2012年12月度、男児・女児で上位10位入りのみ)(空欄は20位以内に無し)

男児は「ドラえもん」がトップ。以下アニメやゲーム系の活動的なキャラクターが上位を占めている。今グラフには入っていないが、11位以降には「ワンピース」「忍たま乱太郎」「名探偵コナン」など、男児向けのアニメ・漫画のキャラクターがひしめき合っている。一方女児では「リラックマ」が最上位。次いで「ミッキーマウス」「ミニーマウス」「となりのトトロ」「シナモン」など、可愛い系のキャラクタが上位を独占している。ゲーム系キャラクターは11位の「太鼓の達人」が最上位。

いずれにせよ、男女とも子供向けには違いないが、大きく傾向が異なることが再確認できる。共通しているのは「ドラえもん」「太鼓の達人」「ミッキーマウス」「スティッチ」くらい。

保護者、あるいは第三者の立場においては、単に「子供向け」としてくくるのではなく、男女(さらに必要ならば本人自身)の好き嫌いをチェックする必要がある。またとりわけ保護者は「自分が好きだから子供も好きに違いない」との思い込みに注意する必要があろう。


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