「映画は観る」けど「映画館で半年に一度以上観る」人は半数に届かず

2013/03/13 07:55

映画館ライフメディアのリサーチバンクは2013年2月27日、映画に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団のうち映画を観る人においては、「映画館で」映画を月一以上の頻度で観る人は1割にも満たないことが分かった。半年に一度以上で数えても5割に届かない。男女別では男性の方が「映画館離れ」が進んでいるように見える(【発表リリース】)。

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今調査は2013年2月15日から20日にかけて10-60代の男女に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1397人。男女比・10歳単位での世代構成はほぼ均等割り当て。

先に【映画を月一以上で観る人約1/3、ただしメディアは映画館よりも地上波テレビ】で記した通り、今調査対象母集団においては、媒体はともあれ映画を観る人は90.6%に達している。

↑ 映画を観る頻度(媒体問わず)(再録)
↑ 映画を観る頻度(媒体問わず)(再録)

それでは地上波テレビ放送の生放送やDVDのレンタル・購入、さらにはインターネット上の有料・無料配信ではなく、映画館で映画を観る人はどれ位いるのだろうか。また観るとしたらどの程度の頻度なのだろうか。

↑ 映画館で映画を観る頻度(「映画は観ない」以外)
↑ 映画館で映画を観る頻度(「映画は観ない」以外)

「映画は観るが映画館では観ない」という人は全体で9.0%。男性は11.3%と少々多め。また1年に1回未満(事実上ほとんど観ない)の人は29.1%と3割近い。

残りの6割強は「少なくとも1年に1回以上は映画館で映画を観る」としているが、東京をはじめ一部地域では「映画の日」を毎月一日に設定し、主に封切りの映画を1000円で観られる機会を設けているものの、月一以上で映画館にて映画を観る人は1割にも満たない。多くは数か月に一度程度の観賞頻度で、大手作品や話題作が公開された際、あるいは息抜き代わりに足を運ぶ形だろうか。日常生活の中に溶け込んだ娯楽というよりは、「ハレ」的な、イベント的な雰囲気が強い。

詳しくは後日改めて解説するが、一連の映画に関する調査はこの数年継続して行われており、今項目は(比較できる形では)2011年以降今回で3回目となる。そのデータによれば、概して映画館で映画を観る人の割合は減り、観る人も頻度が減る傾向を示している。「映画館で映画を観る」という映画鑑賞スタイルが、確実に薄れている感は否めない。

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