「武藤ショック」が発生、円高も急伸…海外投資家、14週連続の買い超し(13/02/21)

2013/02/22 10:45

東京証券取引所は2013年2月21日、2013年2月12日-2月15日(2月第2週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は4兆8350億3981万3000円なのに対し、買い総額は5兆0178億9361万5000円となり、差し引き1828億5380万2000円の買い超しとなった。これは先週から続いて14週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人は買い超しを継続、証券会社も買い超しを継続している(【発表リリースページ】)。

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2月12日-2月15日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……8446億5380万5000円/5623億6371万4000円(2822億9009万1000円売超)
・個人……2兆5382億2059万3000円/2兆6184億0922万9000円(801億8863万6000円買超)
・外国人……4兆8350億3981万3000円/5兆0178億9361万5000円(1828億5380万2000円買超)
・証券会社……2455億5179万7000円/2464億3965万7000円(8億8786万0000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

1月15日-18日……2138億0962万5000円買超
1月21日-25日……1991億6403万8000円買超
1月28日-2月1日……3820億7336万8000円買超
2月4日-8日……1506億8057万5000円買超
2月12日-15日……1828億5380万2000円買超

今回計測週は11日が建国記念の日で休みのため、営業日は通常より1日少ない4日となる。当然出来高は少なめなものの、売買額の差異には大きな変化は無い。日経平均株価はもみ合いを続けながら、全般的には上昇機運にあるが、15日金曜日にはいわゆる「武藤ショック」が起き、円高化と共に大きく売り込まれることとなった。もっともその日を除けば出来高そのものは多少ながらも落ち着きを見せるようになり、新たな材料の模索、あるいは小休止段階に来ている感はある。

外国人投資家の買い超しは今回計測週で14週連続。実に昨年11月12日から始まる週以来、3か月ほどの継続となる。日経平均株価の上昇もほぼ同じタイミングからスタートしており、取引高の多分を占める外国勢の売買動向の、市場に与えるインパクトの大きさを再認識させられる。

日経平均株価は踊り場、反動などをこなしながら上昇の動きの中にある。これを一部で「バブル」と否定的に呼ぶ声があるが、為替レートの問題同様、適正値への戻しと見た方が適切かもしれない。この勢いがどこまで続くのかは現時点では読みにくいが、すでに年度末近辺での安値傾向のアノマリーが崩れた今、ゴールデンウィークあたりまでは息切れせずに続いてほしいものである。

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