YouTube、ニコ動、FC2動画…オンライン動画御三家の利用者世代構成比を探る

2013/02/25 14:45

世代世界各地に調査パネルを有するアメリカの調査機関comSCOREの日本支社コムスコア・ジャパンは2013年2月19日、同社のオンライン上の動画サイトに関する包括的な調査手法「ビデオ・メトリックス(Video Metrix)」で分析した、日本の動画ストリーミングサイトの最新利用状況に関するレポート(2012年12月分)を公開した。今回はその資料の中から、利用者上位3サービスであるGoogle(YouTube)、Dwango(ニコ動)、FC2(FC2動画)の利用者の内訳を見ていくことにする(【発表リリース】)。

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今調査結果はcomSCOREにおける、3秒以上のストリームを計測対象とし、PCからのストリーミングを可視化した、オンライン上のストリーミングの消費について計測したデータ「ビデオ・メトリックス(Video Metrix)」を元にしている。詳細は【公式サイト上の解説ページ】にて解説しているとあるが、英語版の概要解説ではアメリカ国内だけで100万件、全世界では200万件に及ぶ回答者を有しており、各データは個々の国における国勢調査などの人口統計学上の補正を受けて利用されるとある。

先日【利用者数ではYouTubeがナンバーワン…日本の動画視聴サイト動向をグラフ化してみる】でも記した通り、利用者数で見ると日本国内におけるオンライン動画サイトの上位3サービスはYouTube、ニコ動、FC2動画となる。

↑ 日本のオンライン動画サイト利用者数(2012年12月・月間総数推計、15歳以上のネットユーザー対象、万人、comScore Video Metrixから試算)(再録)
↑ 日本のオンライン動画サイト利用者数(2012年12月・月間総数推計、15歳以上のネットユーザー対象、万人、comScore Video Metrixから試算)(再録)

今回はその3サービスに関する利用者構成を見ていくことになる。まずは男女構成比だが、インターネット系サービスでよくありがちな比率、男性がやや優勢な形を示している。

↑ オンライン動画サイトトップ3の性別構成比(2012年12月、15歳以上のインターネットユーザー対象、comScore Video Metrixから試算)
↑ オンライン動画サイトトップ3の性別構成比(2012年12月、15歳以上のインターネットユーザー対象、comScore Video Metrixから試算)

YouTubeとニコ動ではほぼ男女比は変わらない。ところがFC2動画は男性比が他サービスより高い。リリースでは理由について特に言及は無いが、恐らくアダルト系コンテンツの存在・充実性が男性比の増加理由にあるものと考えられる(ニコ動にも同様のコンテンツは存在するが、男女比構成比においてFC2動画ほどの影響は与えていないようだ)。

続いて男女別に世代構成比を見たのが次のグラフ。

↑ オンライン動画サイトトップ3の性別および年齢階層別構成比(2012年12月、15歳以上のインターネットユーザー対象、comScore Video Metrixから試算)
↑ オンライン動画サイトトップ3の性別および年齢階層別構成比(2012年12月、15歳以上のインターネットユーザー対象、comScore Video Metrixから試算)

それぞれのサービスの利用者特性がよく出ている。まずYouTubeだが他サービスと比べて高齢者層、特に男性のが多い。高齢層にも受け入れられるコンテンツ(内容だけに限らず、サービスの提供スタイルや操作性も含む)を有しているのが分かる。

他方ニコ動では若年層の利用率が高い。女性よりは男性の方が若年層率が高く、男性では15-34歳層で全体の半数を超えている。24歳までに限っても1/4超(これは女性も)で、同サービスがいかに若年層に支えられているかが分かる。FC2動画はといえば、やや若年層が多いがニコ動ほどでも無く、高齢層比率はYouTubeとニコ動の中間程度。

利用者の属性は多分に、それぞれのサービスが抱えるコンテンツに沿う形となる。今件のデータでは特にYouTubeとニコ動に、その実態が表れているのが見て取れよう。

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