利用者数ではYouTubeがナンバーワン…日本の動画視聴サイト動向をグラフ化してみる

2013/02/21 07:55

FC2動画世界各地に調査パネルを有するアメリカの調査機関comSCOREの日本支社コムスコア・ジャパンは2013年2月19日、同社のオンライン上の動画サイトに関する包括的な調査手法「ビデオ・メトリックス(Video Metrix)」で分析した、日本の動画ストリーミングサイトの最新利用状況に関するレポート(2012年12月分)を公開した。それによると2012年12月に日本で15歳以上のインターネット利用者のうち、オンライン動画を視聴した15歳以上の人は6093万人と推定され、もっとも多くのユニーク視聴者総数を得たサービスはGoogle Sites(YouTube)だった。次いでDwango、FC2、Ustreamが続いている(【発表リリース】)。

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今調査結果はcomSCOREにおける、3秒以上のストリームを計測対象とし、PCからのストリーミングを可視化した、オンライン上のストリーミングの消費について計測したデータ「ビデオ・メトリックス(Video Metrix)」を元にしている。詳細は【公式サイト上の解説ページ】にて解説しているとあるが、英語版の概要解説ではアメリカ国内だけで100万件、全世界では200万件に及ぶ回答者を有しており、各データは個々の国における国勢調査などの人口統計学上の補正を受けて利用されるとある。

今調査結果を元にした、15歳以上のインターネットユーザーにおける、コンテンツ動画(広告動画は含まず)の一か月単位での利用者数は次の通り。該当月に一度でも利用すれば、利用者数としてカウントされる。

↑ 日本のオンライン動画サイト利用者数(2012年12月・月間総数推計、15歳以上のネットユーザー対象、万人、comScore Video Metrixから試算)
↑ 日本のオンライン動画サイト利用者数(2012年12月・月間総数推計、15歳以上のネットユーザー対象、万人、comScore Video Metrixから試算)

最多利用サービスはYouTubeの5078万人。第2位以下に大差をつけてのトップとなった。次いでDwango(ニコ動など)、FC2が上位3位で、それ以降はケタが1つ少ない利用者数で横並びの形となる。

次いで該当サービスサイトにおける「一人当たりの平均視聴分数(一か月)」と「1訪問あたりの平均動画数」。それぞれのサービスの個性が如実に分かる結果が出ている。

↑ 日本の動画視聴者一人当たりの平均視聴分数(2012年12月・月間総数推計、15歳以上のネットユーザー対象、comScore Video Metrixから試算)
↑ 日本の動画視聴者一人当たりの平均視聴分数(2012年12月・月間総数推計、15歳以上のネットユーザー対象、comScore Video Metrixから試算)

↑ 日本の動画視聴者1訪問あたりの平均動画数(2012年12月・月間総数推計、15歳以上のネットユーザー対象、comScore Video Metrixから試算)
↑ 日本の動画視聴者1訪問あたりの平均動画数(2012年12月・月間総数推計、15歳以上のネットユーザー対象、comScore Video Metrixから試算)

利用者数トップのGoogle(YouTube)だが、平均視聴分数・動画数となると中堅に落ち着く。「計測月の12月は毎日1度来訪していると仮定して」概算すると1日11分程度・1動画あたり2分程度を費やしていることになる。ところがDwango(ニコ動)では視聴回数が異様に長く、動画数が少ない。1日42分・1動画あたりでは11分を超える視聴時間。いかにニコ動利用者が、気になる少数の動画に熱中しているかが分かる。

一方FC2動画は概算で1日45分程度とニコ動とさほど変わらない長さだが、平均視聴動画数が多いため、1動画あたりでは4分足らずに落ち着く。多数の動画を渡り歩いている状況が推測できる。

これらの試算はあくまでも「各サービスの利用者が同じ頻度でアクセスした場合」を想定しているため、実際にはもう少し状況が異なる可能性もある。しかし各サービスの特性が非常によく表れているのも事実。今回発表されたデータそのものと合わせ、興味深いものといえよう。

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