入浴時間、男女別ではどちらが長い? (2011年社会生活基本調査)

2013/02/28 08:45

風呂総務省統計局は2012年7月13日から12月21日にかけて、2011年社会生活基本調査の結果を発表した。そこで【ボランティア活動の実態をグラフ化してみる(2011年社会生活基本調査)】にあるように、気になる要素を抽出し、必要な時には追加資料やデータベース上の詳細値を使って補足した上でグラフ化し、状況の把握を行っている。今回は男女、世代別に入浴時間(湯船につかる以外にシャワーやサウナ、銭湯などの利用も含む)の動向を見ていくことにする。他人の入浴状況を知る機会はあまりないだけに、気にかかる人も多いだろう(【平成23年社会生活基本調査(総務省)】)。

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今調査は1976年以降5年おきに行われているもので、1日の生活時間の配分と過去年間における主な活動状況などを調べている。そしてその結果は仕事と生活の調和の推進や男女共同参画社会の形成、少子高齢化対策などの各種行政施策の基礎資料として役立てられることになる。

まずは全体としての平均入浴時間。これは男性27分・女性34分となり、女性が男性より7分ほど長い計算になる。

↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)
↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)

全体としてだけでなく、全世代において女性の入浴時間は男性を上回っている。差異がもっとも大きいのは25-34歳における10分差。前後の世代でも8-9分と長めの差異が確認でき、女性が念入りに入浴している状況がうかがえる。もっともそれらの世代をピークとし、以降は歳を経るごとに差は縮まり、75歳以上では1分までに短縮される。

これを5年前、2006年との値を併記したのが次のグラフ。

↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)(男性、2006-2011年)
↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)(男性、2006-2011年)

↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)(女性、2006-2011年)
↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)(女性、2006-2011年)

奇しくも男女とも25-34歳でのみ、2011年に至る際に入浴時間が短縮されている。それ以外は一様に伸びており、より清潔感を覚え、入浴を楽しむ慣習がついているように見える。もっとも昨今では(防水の手立てをした上で)携帯電話を持ち込む事例も増えており、また【お風呂でマジック遊びができる「おふろでドキドキマジック!入浴剤」バンダイから発売へ】のように、お風呂を家族のコミュニケーションの場と見なしてさまざまな遊びをしてもらえるような商品の展開も行われている。色々と「楽しむ」手立てが増えたために、入浴時間が伸びる傾向を示しているのかもしれない。

一方であまりにも長湯をすると身体に過度の負担がかかることもある。特に高齢者にはくれぐれもご注意されたい。


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