入浴時間、男女別ではどちらが長い?(最新)

2018/01/11 05:07

2018-0109多くの人にとって入浴は疲れをいやしてくれるものに他ならない、とても大切な生活行動の一つである。同時に、多分にプライベートな行動であることから、他人の事情を推し量ることは難しい。今回は総務省統計局が2017年7月14日以降順次結果を発表している2016年社会生活基本調査の結果を用いて、入浴時間の実情を確認していくことにする(【平成28年社会生活基本調査】)。

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今調査の調査要綱は先行記事【ボランティア活動の実態をグラフ化してみる】を参照のこと。

次に示すのは入浴時間(湯船につかる以外にシャワーやサウナ、銭湯などの利用も含む)の平均時間。全体としては男性28分・女性35分となり、女性が男性より7分ほど長い計算になる。

↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)(2016年、10歳以上)
↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)(2016年、10歳以上)

全体としてだけで無く、全年齢階層において女性の入浴時間は男性を上回っている。差異がもっとも大きいのは35-44歳における11分差。前後の階層でも8-9分と長めの差異が確認でき、女性が念入りに入浴している状況がうかがえる。あるいは「非入浴者も含んだ平均」であることから、男性の方が女性よりも入浴をしていない人が多く、平均値を下げているのかもしれない(忙しさや、衛生面への気配りの差があるのだろう)。もっともそれらの年齢階層がピークで、それよりも若い、あるいは高齢層では差は縮まり、75歳以上では男女ともに同じ時間となる。

今調査で入浴時間を計上し始めた2006年以降の動向についてまとめたのが次のグラフ。

↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)(2006年-2016年、10歳以上、男性)
↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)(2006年-2016年、10歳以上、男性)

↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)(2006年-2016年、10歳以上、女性)
↑ 平均入浴時間(週全体総平均)(分)(2006年-2016年、10歳以上、女性)

まだ3回分しか結果が出ていないが、男性では一部で異なる動きをしている年齢階層もあるものの、女性では大よそ入浴時間が延びる傾向が確認できる。特に中堅層では2006年から2016年の間に4-5分も延びている。65-74歳では6分もの延び。昨今では(防水の手立てをした上で)スマートフォンを持ち込む事例も増えており、また入浴を家族のコミュニケーションの場と見なしてさまざまな遊びをしてもらえるような商品の展開も行われている。色々と「楽しむ」手立てが増えたために、入浴時間が延びる傾向を示しているのかもしれない。

一方であまりにも長湯をすると身体に過度の負担がかかることもある。特に高齢者にはくれぐれもご注意されたい。


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