6割近くは「録画してテレビ番組を見る」、理由は「好きな時に見たいから」

2013/02/12 15:45

時間NHK放送文化研究所は2013年2月7日、「デジタル時代の新しいテレビ視聴(テレビ60年)調査」の概要データを公開した。それによると調査対象母集団においては、録画したテレビ番組を見る人は6割近くに達していることが分かった。またその理由としては「自分の都合の良い時に番組を見たい」とする人がもっとも多く、8割を超えていた。「放送時間に縛られたくない」とする意見も4割近くおり、時間の束縛を嫌う人達が多いことがうかがえる(【発表リリース一覧ページ】)。

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今調査は2012年11月17日から25日にかけて全国の16歳以上の日本国民より住民基本台帳から層化無作為二段抽出で抽出した3600人(外国人と思われる人は除く)に対し、配布回収法で行われたもので、有効回答数は2506人。男女比・世代構成比は非公開。

テレビ番組はリアルタイムで視聴するのが普通のスタイルではあったが、昨今では安価で操作もしやすいレコーダーが普及しており(【テレビやパソコンなどの普及率をグラフ化してみる(下)……乗用車やエアコン、デジカメなど(2012年分反映版)】によれば世帯普及率はDVDの再生録画兼用機で35.6%、ブルーレイディスクで35.7%)、放送時には録画しておき、後で見る方法も浸透しつつある。

今件ではテレビを録画した上で、後程再生して見る頻度について尋ねている。ほとんど見ない、あるいは無回答者を除いた58%の人が、頻度はともあれ録画したテレビ番組を見ている計算になる。

↑ テレビ録画番組再生頻度動向
↑ テレビ録画番組再生頻度動向

週一以上に限定すれば4割。視聴時間までは確認できないが、相当な率といえる。また本文では「男30-40代、女40代以下で半数を超え、特に女30代は60%と高い」との説明もあり、若年層にこの「録画番組視聴」傾向が強いことがうかがえる。

ではなぜリアルタイムで見ずに、録画してテレビ番組を見るのだろうか。最大回答項目は「自分の都合の良い時に番組を見たいから」とするもので、81%に達していた。

↑ テレビ番組を録画して見る理由(複数回答、録画して見る人限定)
↑ テレビ番組を録画して見る理由(複数回答、録画して見る人限定)

次いで多いのは「放送時間に縛られたくない」で38%。ほぼ同率で「時間を有効に使いたい」が37%。上位3位はいずれも、時間的拘束を嫌い、自分自身の都合で視聴したいという「時間的効率」を追及するためテレビ番組の録画視聴をしている。

他方、「繰り返し見たい」(20%)や「自分に必要な情報だけ見たい」(12%)のように、時間的ではなく視聴そのものの効率を求める人は比較的少数にとどまっている。やはり多分に「テレビ番組の録画視聴」は、時間を上手に使いたい現代人が選択した、最適な視聴スタイルということなのだろう。


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