大学生が一番怠惰!? 世代別の起床時刻をグラフ化してみる(2011年社会生活基本調査)

2013/02/23 15:00

起床総務省統計局は2012年7月13日から12月21日にかけて、2011年社会生活基本調査の結果を発表した。そこで【ボランティア活動の実態をグラフ化してみる(2011年社会生活基本調査)】を皮切りに、気になるポイントを逐次抽出し、必要な場合には追加資料やデータベース上の詳細値を使い補足した上でグラフ化し、状況の把握を行っている。今回は男女、曜日、そして世代別に起床時刻の変移を見ていくことにする。「お年寄りは早起き」「大学生は起床時刻をはじめ時間にルーズ」とはよく耳にする話だが、その実態が垣間見れる結果となっている(【平成23年社会生活基本調査(総務省)】)。

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今調査は1976年以降5年おきに行われているもので、1日の生活時間の配分と過去年間における主な活動状況などを調べている。そしてその結果は仕事と生活の調和の推進や男女共同参画社会の形成、少子高齢化対策などの各種行政施策の基礎資料として役立てられることになる。

人は概して寝ている間は何もできず、起きてはじめて自分の意志に従い行動することが可能となる。よって就寝時刻が同じ場合は、早く起きたほうが多様な生活行動をとれる。やらねばならない用事が多く早起きせざるを得ない人もいれば、自分の趣味趣向のため、さらには自然に早起きしてしまう場合もあるだろう。

次に挙げるグラフは男女・曜日別、そして世代別の平均起床時刻の動向を記したもの。男女とも20-24歳がもっとも遅起きとなっている。

↑ 年齢階級、曜日別平均起床時刻(2011年)(男性)
↑ 年齢階級、曜日別平均起床時刻(2011年)(男性)

↑ 年齢階級、曜日別平均起床時刻(2011年)(女性)
↑ 年齢階級、曜日別平均起床時刻(2011年)(女性)

成人では概して女性の方が起床時刻が早い。これは別記事でも記した通り、朝の家事で忙しく、少しでも時間を確保するためのもの。一方男女とも20-24歳がもっとも遅起きとなり、以後少しずつ早起きに移行していることが分かる。「遅起きピーク」の20代前半は多くの人が大学生であることから、時間的にルーズな生活を過ごしていることが想像できる。

もっとも大学時代を過ぎると、一様に少しずつだが早起き化していく。50代を超えたあたりから土日でも、平日の未成年者と同じ位の時刻に起きるようになる。75歳以上でやや逆行するが、おおよそ「お年寄りは早起き」との話に間違いはない。

やや余談になるが、男女で平日・世代別の起床時刻を比べると次の通りとなる。

↑ 年齢階級、性別平均起床時刻(2011年)(平日)
↑ 年齢階級、性別平均起床時刻(2011年)(平日)

大学時代がもっとも遅起き、あとは経年で早起き化する点は変わりない。一方成人となった以降は男女差がほぼ一定のまま推移しているのが分かる。これは多分に「配偶者や子供向け・朝の支度時間を少しでも工面するための」早起きと考えられる。子供が成人化する55歳以降、差異が急速に縮まるのも、その理由ならば説明がつく。

男女の差異は20-30分。一日だけならともかく、平日は毎日繰り返されることを考えれば、いくら感謝してもし足りないという男性諸氏は少なくあるまい。

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