起床時刻の男女間、そしてこの5年の間の変化ぶりをグラフ化してみる(最新)

2017/11/15 05:17

2017-1114ライフスタイルによって起床時間は人それぞれ。見方を変えれば起床時間の動向を見ることで、人々のライフスタイルを推し量ることができる。今回は総務省統計局が2017年7月14日以降順次結果を発表している2016年社会生活基本調査の結果を基に、男女それぞれの、平日と土日における起床時間の実情を確認していくことにする(【平成28年社会生活基本調査】)。

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人の平均起床時間の実態


今調査の調査要綱は先行記事【ボランティア活動の実態をグラフ化してみる】を参照のこと。

まずは直近2016年における平均起床時刻(深夜ゼロ時以前に始まり、60分を超えて続く最初の睡眠の終了時刻)だが、平日は男性が午前(以下同)6時40分、女性が6時24分と、女性の方が20分近く早い。朝の家事などのために早起きする必要があるからだろう。

↑ 男女・曜日別平均起床時刻(2016年、10歳以上、時:分)
↑ 男女・曜日別平均起床時刻(2016年、10歳以上、時:分)

土日になると男女とも30分ほど起床時間が遅くなる。土曜日より日曜日の方がさらに遅くなるのは、土曜日も出勤・登校で早起きせざるを得ない人がいるため、平均化した時に早めの時間が出てしまうから。一方で男女の差異はあまり変わりない。

今件を就業別に見ると、男女とも平日は有業者の方が早く起床するものの、土日では無業者(定職を持たない人)の方が早起きする傾向が見られる。なお普段の就業状態別では15歳以上が対象となっていることに注意(10-14歳では原則として全員が無業者となるので、仕切り分けの意味が無くなる)。

↑ 普段の就業状態・曜日別平均起床時刻(2016年、男性、15歳以上、時:分)
↑ 普段の就業状態・曜日別平均起床時刻(2016年、男性、15歳以上、時:分)

↑ 普段の就業状態・曜日別平均起床時刻(2016年、女性、15歳以上、時:分)
↑ 普段の就業状態・曜日別平均起床時刻(2016年、女性、15歳以上、時:分)

有業者は平日の就業での疲れをいやすため、土日に少しでも長く睡眠を取り、そのために起床時間が遅くなる、と考えれば道理は通る。平均すると10-20分程度でしかないが、寝不足の人にとっては、それが結構大きい。

5年間で起床時間はどこまで変わったか


今調査は5年おきに実施されているため、前回調査は2011年のもの。そこで前回調査分の結果を抽出して直近調査分と比較し、5年間の変移を計算したのが次のグラフ。男女とも、平日・土日を問わずに起床時間が早まる結果が出た。

↑ 男女・曜日別平均起床時刻(10歳以上、2011年から2016年への差異、分)
↑ 男女・曜日別平均起床時刻(10歳以上、2011年から2016年への差異、分)

仕事や家事などで多忙さを増したのか、それとも趣味趣向の上でやりたいことが増えたのか、ともあれ起床時間は繰り上がっている。1日は24時間しかないため、他にしたいことが増えているのなら、まずは起床時間を繰り上げることを考えるのは当然の成り行き。

これをさらに就業状態別に細分した結果が次のグラフ(上記説明の通り、就業状態別では15歳以上限定であることに注意)。

↑ 男女・曜日別平均起床時刻(普段の就業状況別)(15歳以上、2011年から2016年への差異、分)(男性)
↑ 男女・曜日別平均起床時刻(普段の就業状況別)(15歳以上、2011年から2016年への差異、分)(男性)

↑ 男女・曜日別平均起床時刻(普段の就業状況別)(15歳以上、2011年から2016年への差異、分)(女性)
↑ 男女・曜日別平均起床時刻(普段の就業状況別)(15歳以上、2011年から2016年への差異、分)(女性)

元々女性の方が早起きであることから、より早く起きる伸びしろが少ないこともあり、男性の方が5年間で生じている早起きの時間は長いものとなっている。また、就業状態による違いの法則的な動きは確認できない。

あえて言えば平日に限ると、有業者の方が無業者よりもいっそう早起きする傾向がある。元々平日では有業者の方が早起きであることも併せ考えると、仕事が一層ハードなものとなっているのだろうか。


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