男女で寝ている時間はどちらが短い? 睡眠時間の動向をグラフ化してみる(2011年社会生活基本調査)

2013/02/14 08:45

睡眠総務省統計局は2012年7月13日から12月21日にかけて、2011年社会生活基本調査の結果を発表した。そこで【ボランティア活動の実態をグラフ化してみる(2011年社会生活基本調査)】のように、気になるポイントを逐次抽出し、時には追加資料やデータベース上の詳細値を使い補足した上でグラフ化し、状況の把握を行っている。今回は男女、世代別、そして経年における、平均な睡眠時間の推移を見ていくことにする(【平成23年社会生活基本調査(総務省)】)。

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今調査は1976年以降5年おきに行われているもので、1日の生活時間の配分と過去年間における主な活動状況などを調べている。そしてその結果は仕事と生活の調和の推進や男女共同参画社会の形成、少子高齢化対策などの各種行政施策の基礎資料として役立てられることになる。

まずは一週間全体(平日、土日も合わせて)における平均的な睡眠時間だが、全体では7時間42分、男性は7時間49分、女性は7時間36分。男女別では男性が13分長い。これは平日・休日を問わず、家事などで女性が早起きをするため、必然的に睡眠時間が短くなる結果といえる。世代別に見ると特に30代後半以降に男女差が生じ、家事に関わることによる結果であることが推測できる。

↑ 年齢階級別睡眠時間(2011年、週全体、時間:分)(男女別)
↑ 年齢階級別睡眠時間(2011年、週全体、時間:分)(男女別)

そして睡眠時間そのものは40代後半がもっとも短く、それ以降は漸増。男性は60代後半、女性も70代後半となると、睡眠時間が10代前半以来の8時間を超えるようになる。お年寄りは早寝早起きというイメージがあるが、睡眠時間そのものは増加していることになる。

前回調査の2006年時点と比べると、若年層-中堅層ではわずかに増加、中堅層以降ではわずかに減少していることが確認できる。

↑ 年齢階級別睡眠時間(2006・2011年、週全体、時間:分)
↑ 年齢階級別睡眠時間(2006・2011年、週全体、時間:分)

全体値は2006年も7時間42分で2011年と同じため、若年層の増加と高齢層の減少で、ちょうどよくバランスが取れたことになる。

経年の睡眠時間推移を男女に区分した上で見ると、男女とも減少していることに違いはないものの、直近の2回分調査では「男性…減少」「女性…増加」という動きを示している。結果として全体ではプラスマイナスゼロになった次第。

↑ 男女別平均睡眠時間推移(週全体、15歳以上)
↑ 男女別平均睡眠時間推移(週全体、15歳以上)

とはいえ2011年の女性の動きはややイレギュラー的なもので、全般としては睡眠時間は減少の方向にある。1986年から2011年までの間に、女性は6分、男性は10分もの睡眠時間短縮の動きが確認できる。

1日は24時間で固定のため、睡眠時間が減った分、別の行動に時間が配分されていることになる。それだけ時間の経過と共に忙しくなった、あるいは個々の人々において言葉通り「寝る間も惜しんでしたい」が増えている、ということなのだろう。


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