為替レートの適正化の流れが一時停滞、後退…海外投資家、10週連続の買い超し(13/01/24)

2013/01/25 09:30

東京証券取引所は2013年1月24日、2013年1月15日-1月18日(1月第3週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は4兆7786億3247万5000円なのに対し、買い総額は4兆9924億4210万0000円となり、差し引き2138億0962万5000円の買い超しとなった。これは先週から続いて10週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人は売り超しに転じ、証券会社も売りに転じている(【発表リリースページ】)。

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1月15日-18日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……7965億1172万0000円/5166億1486万7000円(2798億9685万3000円売超)
・個人……2兆3994億6336万7000円/2兆3871億3242万9000円(123億3093万8000円売超)
・外国人……4兆7786億3247万5000円/4兆9924億4210万0000円(2138億0962万5000円買超)
・証券会社……2286億8131万8000円/2251億9907万5000円(34億8224万3000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

12月17日-21日……7019億2290万9000円買超
12月25日-28日……2666億5126万5000円買超
2013年1月4日-4日……1903億9977万5000円買超
1月7日-11日……2525億0153万1000円買超
1月15日-18日……2138億0962万5000円買超

今回計測週は月曜日が成人の日でお休みということもあり、営業日は通常よりも1日少ない4日での週における値となっている。とはいえ取引高は通常週とさほど変わらず、活発な取引が行われていたことが分かる。

日経平均株価はといえば、週内初日の15日には直近一か月における最高値を付け、それが天井の形で横ばい、そしてやや失速気味の状況にある。為替レートの適正化の流れが一時停滞、後退しているのが一因。日銀周りの話が出て、直近における材料の出尽くし感も大きい。

為替の動きは大きな要因ではあるが、それとて状況変化において生じた効用(しかも実態に伴うものではなく、期待が多分によるもの)の一つに過ぎない。為替のさらなる適正化の動きが実体化されれば、それに伴い外国人投資家の買い傾向は強まり、それと共に相場も大きく動きを見せていく。すでに昨年と比べて出来高そのものが大きくふくらんでいるのが、市場活性化そのものの証でもある。

日経平均株価はすでに震災後最高値を更新済み。現在は調整過程にあるが、これをうまくこなしながら、2010年4月につけた1万1400円台を目指してほしいものだ。

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