朝の多忙感、主婦は「家事や子供が原因」と実感、それでも……

2013/01/28 14:00

朝食の準備ベネッセコーポレーションは2013年1月17日、朝食をはじめとする朝の時間帯における親子のコミュニケーションに関する調査結果を発表した。それによると20代-40代の主婦から成る調査対象母集団においては、朝の忙しさの理由は「家事に時間がかかること」という認識を持つ人がもっとも多いことが分かった。5割強の人が挙げている。次いで「子供がスムーズに朝食を食べてくれない」「子供の支度が遅い、時間がかかる」など子供に絡む事案が続いている。一方で子供や夫と朝の時間帯ではどのように過ごしたいかとの問いでは「機嫌よくできるようにしたい」「家族それぞれが自主的に動くようにしたい」「もっと家族でコミュニケーションを取りたい」などが上位についており、理想と現実の差がにじみ出る結果が出ている(【発表リリース】)。

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今調査は2012年11月22日において20代から40代の主婦に対しインターネット経由で行われたもので、有効回答数は618人。世代構成比は非公開。

出勤・登校時間は個人の都合でずらすことが出来ないため、朝はいつもタイムリミットとの競争的な忙しさを体験することになる。特に家事全般を任されることが多い主婦層には、朝の多忙感は戦場さながら。そこで、あらかじめある程度時間が限られていると分かっていても、なぜ朝は忙しくなるのか、その理由を聞いた結果が次のグラフ。最上位には「家事に時間がかかる」で55.2%の回答率となった。

↑ 朝の忙しさの原因はどのようなことだと思うか(複数回答)
↑ 朝の忙しさの原因はどのようなことだと思うか(複数回答)

掃除洗濯洗い物料理など、朝、しかも子供や夫が出かける前に済まさねばならないことは山ほどある。「前日のうちに済ませておけば」との考えもあろうが、当日でないとできないこともあるし、そもそも時間が足りない場合も多い。

第2位以降は子供周りの原因が続く。スムーズに朝食を食べてくれない、支度が遅い、お寝坊。リリースには「主婦を悩ませる『朝の子供の行動』」との表現が用いられているが、未熟な子供である以上仕方がない反面、容赦なく襲いかかる時間との戦いの前に、もどかしさを覚える主婦も少なくない。

一方、朝の時間帯で子供や夫とどのように過ごしたいかとの問いでは、「機嫌良く支度できるようにしたい」との意見がもっとも多く、4割を超えていた。見方を変えれば、現時点では朝、子供や夫との間に、少なからぬ緊張感や不機嫌さを覚える場面があることになる。

↑ 朝、子供や夫とどのように過ごしたいか(3つまで選択可)
↑ 朝、子供や夫とどのように過ごしたいか(3つまで選択可)

朝が忙しいのは子供の未熟さによるところが大きいと認識する一方で、家族が協力しあい余裕を持たせ、お互いにコミュニケーションを取りながら良い気持ちで時を過ごしたい、できれば自分自身の時間も今まで以上に確保したい……そのような主婦サイドの理想と、それがなかなか上手くいかずにいる現状との差異が、透けて見える結果といえる。詳細なデータは非公開だが、リリースには低年齢層の子供を持つ主婦ほどこの傾向が強いとしている。それだけ子供に難儀を覚えているのだろう。

子供……は無理でも夫の立場にある人は、自らの多忙感を認識していたとしても、もう少しだけ朝のドタバタ時の中心にある妻に、協力する気配りをしてみてはいかがだろうか。


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