際立つ日本の特異性…主要国のソーシャルメディア利用率(2012年発表版)
2013/01/13 12:00


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mixiやFacebook、ツイッターなどの「ソーシャルメディア」は、ここ数年の間インターネット業界では注目の的となっている。広義的にはソーシャルメディアに含まれる、これまで主流のサービスだった掲示板やブログの代替サービスとして多くの人が活用し、生活必需品・インフラ的な立ち位置とまで認識している人も少なくない。今件ではそれらソーシャルメディアの中から「Facebook」「ツイッター」、そして「Google+」を選り抜き、「デスクトップ・ノートパソコン経由での」利用率を確認したものである。モバイル系端末経由は今件では尋ねていないので注意が必要。

↑ ノート・デスクトップPCにおける各ソーシャルメディア利用率(2012年8月)
上場を果たし文字通り世界最強のソーシャルメディアとして君臨する「Facebook」の利用率は、いずれの国でも高めで6-7割。ただし日本は別で、3割にとどまっている。これは【Facebookユーザーの各国対人口比など(2011年12月版)】などでも説明しているが、言語の壁があったことに加え、mixiなどの類似ソーシャルメディアがすでに多数の人に利用されていたことを起因とする。
「Google+」そのものは比較的新しいサービスだが、既存のGoogleのサービスとの連動性もあり、すでに1割前後の人が利用している。イギリス・スペインでは2割に届く勢い(日本はゼロでは無く未調査。ただし実際には5%あれば良い方だろう)。

とはいえ日本国内でも、Facebookの利用者が増えていることに違いは無い。今後数年のうちに、さらに利用率は高まりを見せるに違いない。一方、実名主義を嫌う傾向にも変わりは無く、他国のようなFacebookの独走状態にはならないだろう。
■関連記事:
【アジア主要国のFacebook普及率】
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