為替レートはじわじわと適正なレートに向けて舵を切る形…海外投資家、6週連続の買い超し(12/12/28)

2012/12/28 17:10

東京証券取引所は2012年12月28日、2012年12月17日から12月21日(12月第3週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は5兆0436億0376万4000円なのに対し、買い総額は5兆7455億2667万3000円となり、差し引き7019億2290万9000円の買い超しとなった。これは先週から続いて6週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人は売り超しを継続、証券会社も売りを継続している(【発表リリースページ】)。

スポンサードリンク


12月17日から12月21日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……1兆2110億6676万6000円/7549億9284万5000円(4560億7392万1000円売超)
・個人……2兆3967億1120万8000円/2兆1899億3890万3000円(2067億7230万5000円売超)
・外国人……5兆0436億0376万4000円/5兆7455億2667万3000円(7019億2290万9000円買超)
・証券会社……2089億8066万7000円/2003億6841万5000円(86億1225万2000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

11月19日-11月22日……2538億4503万2000円買超
11月26日-11月30日……1743億4789万4000円買超
12月3日-7日……1133億9460万4000円買超
12月10日-14日……4628億6037万8000円買超
12月17日-21日……7019億2290万9000円買超

今回計測週は衆議院総選挙も終わり、各党の勢力動向が判明、与党は組閣周り、野党は各種画策に追われる週となった。金融・財政政策への期待は引き続き高く、為替レートはじわじわと適正なレートに向けて舵を切る形となり、これを好感するように市場も好転している。特に年末休暇前にも関わらず出来高を伴った買いが積極的に行われたようで、今回計測週では外国人投資家が大きな買い超し額を示しているのが確認できる。

実質的には市場は12月28日付で今年分が終わり。金融・財政政策の類は動き出しても世間一般にそれが反映し始めるのには早くて半年から1年、セクターによっては2-3年かかることもある。いわゆる「ハネムーン期間」なるものが設定されているのもそのためだが、日本の報道諸氏は3年前にあそこまで連呼を続け、従来の100日から半年、そして1年前後にまで伸ばしたにも関わらず、今回は半日も経たずして期間終了を宣言するところが相次いでいる。

「景気」は「雰囲気、情景」の「気」でもあり、多分に社会的心理が左右される。自らの首を絞め、株価を陥れるようなマゾ的な所業は、くれぐれも慎んでほしいものだ。半年前後の景気先行きを示すと言われている株価は、今の所堅調に推移しているのだから。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー