2011/11/18
日本書籍出版協会が総務省の「新ICT利活用サービス創出支援事業(電子出版の環境整備)」に提出して採択され、公知されている【「次世代書誌情報の共通化に向けた環境整備」プロジェクト】の公開情報には、出版市場の現状を探る多様なデータや調査結果が盛り込まれている。今回はその中から、「書誌情報」(書籍やコミックなどの、名前や値段、出版社など各種情報)の必要性などについて調べた項目を抽出し、眺めてみることにした。続きを読む "「本の詳しい情報が知りたい」そのきっかけは何だろう?"
2011/11/17
日本書籍出版協会が総務省の「新ICT利活用サービス創出支援事業(電子出版の環境整備)」に提出して採択され、公知されている【「次世代書誌情報の共通化に向けた環境整備」プロジェクト】の公開情報には、出版市場の現状を探る多様なデータや調査結果が盛り込まれている。今回はその中から、書籍やコミックの読書量について調べた項目を抽出し、眺めてみることにした。ネット上で本名を出すか出さないか、そこから生まれるさまざまな感情
ネットエイジアは2011年11月14日、ソーシャルメディア利用者における「対人距離感」に関する調査結果を発表した。それによると主要ソーシャルメディア「ブログ」「ツイッター」「mixi」「Facebook」いずれか一つ以上を利用している調査母体においては、実名を公表せずに活動している場合、「言いたいことを言いやすい」と感じている人は約7割に達していることが分かった。一方で「実名を出した方が、実名を出さない時よりも『本当の自分』らしい」と考えている人は過半数に及んでいる(【発表リリース】)。続きを読む "ネット上で本名を出すか出さないか、そこから生まれるさまざまな感情"
2011/11/16
ネットエイジアは2011年11月14日、ソーシャルメディア利用者における「対人距離感」に関する調査結果を発表した。それによると主要ソーシャルメディア「ブログ」「ツイッター」「mixi」「Facebook」いずれか一つ以上を利用している調査母体においては、「ネット上のみで知っている」人よりは「現実での人物を知っている人」の方が信じられると考える人は8割を超えていた。一方で現実の人物像を知らなくとも、ネット上だけの付き合いで「気が合う」場合がある人は7割を超えている。「最終的にはリアルでの既知のあるなし」が決め手となるが、ネット上のみでのやり取りだけでも親近感を構築しうることがうかがえる(【発表リリース】)。続きを読む "「実際の相手」を知らなくともネット経由で生まれる「親近感」"
先日まで【出版物の売り場毎の販売額推移(2011年「出版物販売額の実態」版)(番外編:電子書籍独自追加版)】などのように、『出版物販売額の実態』の最新版「2011年版」を元にした、出版業界の各種データをグラフ化し、分析を行った。その際電子書籍周りの補完情報を探している最中に、日本書籍出版協会が総務省向けのプロジェクトとして実施し、結果を公知発表した【「次世代書誌情報の共通化に向けた環境整備」プロジェクト】を見つけた。その内容からもまた、出版業界の現状をかいま見る数字、調査結果を得ることが出来た。今回はその中から、出版業界における出版物の推定販売金額推移をグラフ化してみることにする。続きを読む "雑誌と書籍の比率は? 出版物の推定販売金額推移"
Facebookの実名利用者約6割…ソーシャルメディア利用者の個人情報、公開範囲はどれくらい?
ネットエイジアは2011年11月14日、ソーシャルメディア利用者における「対人距離感」に関する調査結果を発表した。それによると主要ソーシャルメディア「ブログ」「ツイッター」「mixi」「Facebook」いずれか一つ以上を利用している調査母体においては、性別やハンドルネームは公開率が高いものの、実名や年齢、自分の写真などの公開率は低い傾向にあることが分かった。ただし実名・本人自身の披露・活動を原則としているFacebookでは他のソーシャルメディアと異なり、実名や写真を公開する率が高い値が出ている(【発表リリース】)。続きを読む "Facebookの実名利用者約6割…ソーシャルメディア利用者の個人情報、公開範囲はどれくらい?"
2011/11/15
パソコンの使い始めは平均3歳半…!? アメリカの幼児におけるデジタルアイテムの使い始め時期など
子供やその世帯の生活改善を目的とし、メディアや技術分野における各種情報提供などを行っている非営利団体【Common Sense Media】は2011年10月25日、アメリカの現在の子供におけるデジタルメディアを中心としたメディアとの関わり合いについて調べた報告書【Zero to Eight: Children's Media Use in America(アメリカにおける0-8歳児のメディア利用状況)】を発表した。そこからは誕生時から多彩なメディアに囲まれて成長しているアメリカの子供達の実情を、色々な視点からかいま見ることができる。今回はその中から「主要デジタル機器の利用経験や、はじめて使った年齢」に焦点をあてることにする。続きを読む "パソコンの使い始めは平均3歳半…!? アメリカの幼児におけるデジタルアイテムの使い始め時期など"
40-50代喫煙率3割強、禁煙トライの値上げ額は500円か1000円台前半
[マルハニチロホールディングス(1334)]は2011年11月8日、40代-50代の健康に関する調査結果を発表した。それによると調査母体では、現在喫煙をしている人は3割強に達していることが分かった。その喫煙者に「たばこ1箱がいくらになれば禁煙を試みるか」を聞いたところ、「500円台」と「1000-1499円台」の回答率がもっとも高く、それぞれ喫煙者の3割近くに達した。一方で「価格に関わらず禁煙しない」という人も2割近く確認できる(【発表リリース(PDF)】)。続きを読む "40-50代喫煙率3割強、禁煙トライの値上げ額は500円か1000円台前半"
2011/11/14
ツイッター利用率は約4割…スマートフォン利用者はソーシャルメディアを良く使う
インプレスR&Dは2011年11月8日、『スマートフォン/ケータイ利用動向調査2012』の発売決定に合わせ、その概要を公開した。そのデータによれば調査母体においては、スマートフォンをメインに利用する人の方が、一般携帯電話をメインに使う人よりも、ソーシャルメディアを利用する人の割合が高い傾向にあることが分かった。ツイッターならばスマートフォン利用者の4割強が利用しているのに対し、一般携帯電話の場合は2割に満たない。Facebookに至っては両者で約3倍もの違いが確認できる(【発表リリース】)。続きを読む "ツイッター利用率は約4割…スマートフォン利用者はソーシャルメディアを良く使う"
テレビは98%・携帯ゲーム機は44%…米幼児世帯のデジタルアイテムなどの普及率
子供やその世帯の生活改善を目的とし、メディアや技術分野における各種情報提供などを行っている非営利団体【Common Sense Media】は2011年10月25日、アメリカの現在の子供におけるデジタルメディアを中心としたメディアとの関わり合いについて調べた報告書【Zero to Eight: Children's Media Use in America(アメリカにおける0-8歳児のメディア利用状況)】を発表した。そこからは誕生時から多彩なメディアに囲まれて成長しているアメリカの子供達の実情を、色々な視点からかいま見ることができる。今回はその中から「世帯や子供本人における、デジタルメディアアイテムなどの所有状況」に焦点をあてることにする。続きを読む "テレビは98%・携帯ゲーム機は44%…米幼児世帯のデジタルアイテムなどの普及率"
主婦のおやつ作りで参考にする雑誌、トップは「オレンジページ」
パルシステム生活協同組合連合会は2011年11月8日、子供のおやつに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、おやつを創る際に参考にする雑誌としてもっとも多くの人が挙げたのは「オレンジページ」だった。約2割の人が回答している。次いで「サンキュ!」「レタスクラブ」「おはよう奥さん」が続く。一方で「雑誌は参考にしない」とする回答者も6割を超えていた(【発表リリース】)。続きを読む "主婦のおやつ作りで参考にする雑誌、トップは「オレンジページ」"
2011/11/13
インプレスR&Dは2011年11月8日、『スマートフォン/ケータイ利用動向調査2012』の発売決定に合わせ、その概要を公開した。そのデータによれば調査母体においては、スマートフォンの普及率は22.9%という結果が出ていることが分かった。男女別では男性の方が、世代別では20代が特に高い値を示している(【発表リリース】)。続きを読む "スマートフォン普及率は約2割、20代は3-4割"
パルシステム生活協同組合連合会は2011年11月8日、子供のおやつに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、自世帯のおやつの時間は15時台とする人がもっとも多く7割を占めていた。次いで10時との回答者が3割近くに達しており、午前中にも「おやつタイム」がある世帯が多いことがうかがえる。また自世帯の子供の下校時間が、多分におやつの時間に影響する傾向も見て取れる(【発表リリース】)。2011/11/12
3割は「ゲームや教育ゲームの利用あり」…アメリカの子供とモバイルアプリの関係
子供やその世帯の生活改善を目指し、またメディアや技術分野での各種情報提供を行うアメリカ国内の非営利団体【Common Sense Media】は2011年10月25日に、同国の現在の子供に関するデジタルメディアを中心としたメディアとの関わり合いについて調べた報告書【Zero to Eight: Children's Media Use in America(アメリカにおける0-8歳児のメディア利用状況)】を公開した。今回はその報告書の中から「一般携帯やiPod・iPadのようなモバイル端末のアプリ」と子供の関係に焦点を向けることにする。続きを読む "3割は「ゲームや教育ゲームの利用あり」…アメリカの子供とモバイルアプリの関係"
2011/11/09
「テレビを観ながら宿題をする」は4割強…アメリカの子供とメディアの「ながら」傾向
子供やその世帯の生活改善を目的とし、メディアや技術分野における各種情報提供などを行っている非営利団体【Common Sense Media】は2011年10月25日、アメリカの現在の子供におけるデジタルメディアを中心としたメディアとの関わり合いに関する調査報告書【Zero to Eight: Children's Media Use in America(アメリカにおける0-8歳児のメディア利用状況)】を発表した。そこからは誕生時から色々なメディアに囲まれて成長している子供の実情を、色々な視点からかいま見ることができる。今回はその中から「子供のながら行動」と「宿題」にスポットライトを当てることにする。続きを読む "「テレビを観ながら宿題をする」は4割強…アメリカの子供とメディアの「ながら」傾向"
2011/11/08
アメリカでもテレビはもっとも「使いやすく」「安価な」教育メディア
アメリカ国内の非営利団体【Common Sense Media】は2011年10月25日に、同国の現在の子供に関するデジタルメディアを中心としたメディアとの関わり合いを対象とした調査報告書【Zero to Eight: Children's Media Use in America(アメリカにおける0-8歳児のメディア利用状況)】を同団体公式サイト上に公開した。その報告書からは、誕生時から色々なメディアに囲まれて成長する子供の実情を、多様な視点から知ることができる。今回はその中から「教育ツールと世帯年収との関係」にスポットライトを当てることにする。続きを読む "アメリカでもテレビはもっとも「使いやすく」「安価な」教育メディア"
2011/11/07
自室にテレビがある5-8歳児は47%…アメリカの子供もやっぱりテレビ好き
子供やその世帯の生活改善を目的とし、メディアや技術分野における各種情報提供などを行っている非営利団体【Common Sense Media】は2011年10月25日、アメリカの現在の子供におけるデジタルメディアを中心としたメディアとの関わり合いに関する調査報告書【Zero to Eight: Children's Media Use in America(アメリカにおける0-8歳児のメディア利用状況)】を発表した。そこからは誕生時から多様なメディアに囲まれて成長している子供の実情を、色々な視点からかいま見ることができる。今回はその中から、テレビにスポットライトを当てることにする。続きを読む "自室にテレビがある5-8歳児は47%…アメリカの子供もやっぱりテレビ好き"
東京電力管轄で夏期に使われる冷房電力が全電力の何割を占めているか
先日【冬場の時間単位での電力需給推移】で冬場における電力需給推移をグラフ化したが、そのデータを探している最中に東京電力の各種状況を記したデータ【数表でみる東京電力】を見つけることが出来た。興味がそそられるデータが数多く盛り込まれているが、今回はそのうちこれまでに見つけられなかった、「冷房で使う電力量が、ピーク時には全体のどの程度なのか」、その時代経過に伴う変移をグラフ化する。続きを読む "東京電力管轄で夏期に使われる冷房電力が全電力の何割を占めているか"
2011/11/06
子供やその世帯の生活改善を目指すため、メディアや技術分野における信頼できる教育や情報などを提供している非営利団体【Common Sense Media】は2011年10月25日、アメリカの現在の子供におけるデジタルメディアを中心としたメディアとの関わり合いに関する調査報告書【Zero to Eight: Children's Media Use in America(アメリカにおける0-8歳児のメディア利用状況)】を発表した。そこからは誕生時から多様なメディアに囲まれて成長している子供の実情を、かいま見ることができる。今回はその中から、子供の基本的なデジタルツールとの接触状況や、世帯収入で生じる差異にスポットライトを当てることにする。アプリとブラウザ、どちら経由? 米タブレット機利用者のニュース購読時のスタイルと熱中度
アメリカの民間大手調査機関の一つ【Pew Reserch Center】は2011年10月25日に同社公式サイトにおいて、同国のタブレット型パソコン(iPadなど、タブレット機)の利用状況を示す調査結果を公開した。その内容からは、同国のタブレット機の利用性向や普及で変化をとげるニュース購読のスタイルを眺め見ることが出来る。今回はその結果から、タブレット機でニュースを読む人のスタイル(ブラウザ経由かアプリ経由か)と、それらの様式の間で生じるニュースへの印象の差異について見て行くことにする(【発表ページ】)。続きを読む "アプリとブラウザ、どちら経由? 米タブレット機利用者のニュース購読時のスタイルと熱中度"