2011/04/18
ブログもツイッターも「記録」第一「つながり」第二、でも度合いは…?
ネットエイジアは2011年4月4日、ブロガー(ブログを執筆し運営する人)におけるツイッター・フェイスブックに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、「メモや日記代わり」として記録ツール代わりにブログを作成・更新している人が7割近くにのぼり、ブログで他人とのつながりを模索したいと考えている人の約2倍に達していた。一方ツイッターの場合は「メモや日記代わり」と、他人とのつながりを求めている人の割合はほぼ同数となり、使い分けが行われているのが確認できる(【発表りリース】)。続きを読む "ブログもツイッターも「記録」第一「つながり」第二、でも度合いは…?"
今では【集英社の「ウェブ立ち読み」、7点・530ページ超追加で計8点へ】やアマゾンでの書籍コーナーのように、販売している書籍の一部分、あるいはダイジェスト版が閲覧できる「インターネット立ち読み」「ウェブ立ち読み」が可能な書籍販売サイトは多い。しかし本物の書店は従来通り、「立ち読み」という行為があまり好ましくないものに違いは無い。全ページを丸ごと読まれてしまうかもしれないし、書籍に汚れや折り目が入るリスクが生じる。そして何よりも、立ち読みされている間はその書籍が他人の手に取られる可能性が無くなり、販売機会を逸してしまうかもしれないのだ。リトアニアの書店(古書が多いようだ)のMint Vinetuは、立ち読みをする人たちに向けて、ちょっと変わったポスターで啓蒙活動を行った。この本屋が放った、直接立ち読みを止めるよう促すのでは無く、自発的に立ち読みを止める効果が期待できる、「立ち読みをしている人」に向けたメッセージとは何だったのだろうか(【ADS of the World】)。続きを読む "[補足追加]「立ち読み、止めようね」を別の視点から促す広告"
【更新】東京電力、「海外プレス向け」公開サイトで写真も動画も大量公開中
先日発表された【福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋】で、単にカオス的な混乱状態から一歩抜けだした感はあるものの、未だに不確定要素が多く、さらに東京電力や政府、関係機関の対応や公開情報の内容・姿勢も二転三転を続けており、予断のならない状態が続いている、東京電力の福島第一原子力発電所。同原発の動向は逐次【プレスリリース】や【専門ページ:東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況】で公開されているが、それらの多くはテキストベース、PDFによる文章のもの。静止画や動画はそのほとんどがテレビや新聞などのいわゆる「4マス」を通じて知ることができるのが現状。ただし昨今では海外の報道機関のものをインターネット経由で取得でき、「日本国内の状況」にも関わらず「海外経由からの情報」の方が詳しいという、妙な状況であるのも事実。その一端ともいえるのが、今回紹介するページ。東京電力の公式サイトにある英語ページなのだが、【トップページ】から誘導されているプレス向けのページ内にあるもので、日本国内向け公式ページでは見かけることの無い静止画や動画が大量に用意・公開され、誰もが自由に閲覧できる状態になっている([Resource Gallery内該当ページ]、【ソース:The Huffington Post】)。続きを読む "【更新】東京電力、「海外プレス向け」公開サイトで写真も動画も大量公開中"
先日【セブンイレブン、夏の節電対策加速化・前年比25%削減のためLEDや太陽光パネルの設置へ】で、セブンイレブンが導入した節電対策の一つに「スマートセンサーの設置・導入」というものがあった。その時にはさらりと流す程度の説明しかしなかったのだが、後日【スマートセンサーと節電と】などで触れているように、いくつかの資料(【スマートセンサーの流通ビジネスへの展開(PDF)】など)を入手することが出来た。そこで今回は、簡単にではあるが「スマートセンサー」の考え方をまとめておくことにする。続きを読む "電気使用の「アクセス解析」こと「スマートセンサー」とは?"
2011/04/17
【更新】「横断歩道を渡りましょう」を別の視点から実践させる方法
【年齢層別の交通事故死者数(2010年分データ反映版)】などでも触れているが、歩道橋や横断歩道が無い場所における道路の無理な横断で、少なからぬ人が交通事故に遭遇している。これは何も日本に限った話ではなく、世界どこでも行政当局にとって頭を抱えるような問題。ブラジル南部にある都市Curitiba(クリチバ)では、この道路横断問題を解決するため、ある手法を試みることになった。続きを読む "【更新】「横断歩道を渡りましょう」を別の視点から実践させる方法"
以前【世界中から「今日の新聞一面」を収集したサイト「Newseum」】でも紹介した、ワシントンDCに位置する、ニュースの歴史と意義などを啓蒙する博物館【Newseum】は2011年4月12日、先の東日本大地震で被災した宮城県の地方紙【石巻日日新聞】が震災直後にフェルトペンの手書きで新聞の発行を続け、避難所などに貼り出した壁新聞を「人類の情報へのあくなき欲求と、それに応えようとするジャーナリズムを強力に物語る、時代を超えたメッセージ性を秘めた新聞」と評価。同社から該当する新聞を譲り受け、博物館の展示品として加えることを発表した(【トリガー記事、47News】)。続きを読む "東日本大地震を巡る2紙の話・石巻日日新聞と東海新報"
2011/04/16
【計画停電以降の節電方法、「マメに消灯」「暖房我慢」】や【「照明こまめに消灯」「暖房切り詰め」…震災後の節電実行率9割近く】など複数の調査結果で「もっとも身近で多数の人が実施している節電策は『こまめに消灯』」という答えが出ている。「電気の使用量」を減らすにはまったく使わない(ブレーカーを落とす)のが一番なのだが、それでは生活していけない。そこで極力スイッチを切り、本当に必要な時だけ電源を入れる使い方をするのが、簡単で分かりやすい節電方法となる(いわゆる「ながら視聴」など大敵)。しかし考え直してみると「こまめに明りを消すのって、本当に節電になるの?」という疑問が沸いてくる。一般的に家電製品は「電源を入れる際に大きな、余分な電力が必要になる」からだ。続きを読む "節電方法トップ項目「こまめに消灯」は正しい?"
2011/04/14
文化庁は2011年4月12日、東日本大地震に絡み当面の文化芸術活動に関する公知を行った。内容としては震災による各種状況(インフラの状態や人員、電力)などへの配慮は必要とされるものの、文化芸術活動は特に精神面での支えとなるものであり、人々の活力につながるとし、昨今一部で語られているような「環境上の制約による自粛」の域を超えた自粛行動について、これを戒めるものとなっている(【該当文面】)。続きを読む "震災で必要以上の自粛ムードに対し文化庁が「クギ」"
ブロガーのツイッターでの情報公開度、自分のブログよりは低めの傾向
ネットエイジアは2011年4月4日、ブロガー(ブログを執筆し運営する人)におけるツイッター・フェイスブックに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、ツイッターのアカウントを取得して月一以上で使用している人は約3割であることが分かった。ツイッター使用時における自らの情報公開については、性別・趣味が6割程度で年齢や生年月日が3割ほど、主要項目は一切公開していない人が2割近くにも達している。ブロガーにおけるツイッターでの活動は、自分のブログ以上に「隠密行動」的なところが強いように見える(【発表リリース】)。続きを読む "ブロガーのツイッターでの情報公開度、自分のブログよりは低めの傾向"
2011/04/13
ネットエイジアは2011年4月4日、ブロガー(ブログを執筆し運営する人)におけるツイッター・フェイスブックに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、自分のブログで趣味や性別を掲載している人は8割前後に達していることが分かった。年齢は約半数、友人や家族に関する話は3割程度の公開率で、実名を記述している人は1割強でしかなかった。男女別ではほとんどの項目で女性の方が高い値を示しており、ブログでの情報公開率は女性の方が上であることが分かる(【発表りリース】)。続きを読む "ブロクで趣味や性別公開者は8割、女性は情報オープン傾向"
「照明こまめに消灯」「暖房切り詰め」…震災後の節電実行率9割近く
DIMSDRIVEは2011年4月11日、東日本大地震(震災)に関するアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体(国による災害指定地域である青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県は除く)で震災後に何らかの形で節電をしている人は9割近くに達していることが分かった。方法としては「照明をまめに消す」がもっとも多く4人に3人の割合、次いで暖房周りの節約が6割近くの人が実施している。また全国平均と比べ、計画停電の対象地域の方が、ほぼすべての項目で高い値を示しているのが確認できる(【発表リリース】)。続きを読む "「照明こまめに消灯」「暖房切り詰め」…震災後の節電実行率9割近く"
当方も含め多くの男性は、毎日のようにひげをそり、そった部分を指でなでるなどしてそり味を確認する。種類によってまちまちではあるが、やはり性能の良いひげそりを使うと、気持ち良いくらいに指触りもなめらかでツルツルなものとなる。今回紹介するのはその「ひげそりの性能の高さ、切れ味の良さ」が、最近知名度が上がっている「あるもの」を使って再現したCMだ(【ADS of the World】)。2011/04/12
DIMSDRIVEは2011年4月11日、東日本大地震(震災)に関するアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体(国による災害指定地域である青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県は除く)で本震後「水や食料、日用品が手に入れにくい」とした人たちの多くは「売っている店を探しまわる」ことで入手していることが分かった。約半数近くの人が東奔西走して入手したと答えている。他の手段として「代用品の購入」「インターネットで購入」などが上位についているが、割合はトップの半分以下でしか無い。一方「ガソリン・灯油」に関しては、「探し回る」と「長時間並ぶ」がほぼ同数の結果が出ている。自動車で探し回ることでさらにガソリンを消費してしまうことから、仕方なく「長時間の待ち」を選択したものと思われる(【発表リリース】)。続きを読む "入手困難な品々、4割強は「手に入れるために東奔西走」"
2011/04/11
東北地方はガソリン・灯油不足が85%…地震発生からの困りごと、水や食料・電池などの不足が上位
DIMSDRIVEは2011年4月11日、東日本大地震(震災)に関するアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体(国による災害指定地域である青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県は除く)においては、本震後「水や食料の入手困難」で困っている人が最も多く約1/4に達していた。次いで「懐中電灯・ラジオ・電池の入手困難」「ガソリン・灯油の入手困難」が続き、流通網の混乱などで生活必需物資の供給が十分に行われなかった・行われていない状況を示唆する結果が出ている。また、余震や放射線によるストレスなど、心理的な悩み事を抱えている人も多く見受けられる(【発表リリース】)。続きを読む "東北地方はガソリン・灯油不足が85%…地震発生からの困りごと、水や食料・電池などの不足が上位"
気持ちは分かる…スマートフォン移行に躊躇(ちゅうちょ)する理由ランキング
検索エンジンgooにおいて実施されていた【スマートフォン移行に躊躇する理由ランキング】の結果発表が行われ、第一位には「もう少し様子を見たい」がついた。携帯電話各社ともスマートフォンには大きな力を入れている事もあり、続々と新機種が登場する昨今。現在の携帯電話が即時使えなくなるわけでは無い以上、自分の需要にベストマッチする機種が現れるのを待っているのかもしれない。また黎明期にありがちな「初期不良」を避ける心境も考えられよう。続きを読む "気持ちは分かる…スマートフォン移行に躊躇(ちゅうちょ)する理由ランキング"
2011/04/09
Facebookの利用者数と増加率上位国(2011年4月分)
以前【Facebookの利用者数と増加率上位国(2010年12月末分)】でソーシャルメディアの雄、Facebookの利用者数推移について、Facebookの公式データを取得・分析しているNick Burcher氏による【公開情報】を元に、各種グラフを生成した。先日同所において2011年4月1日時点の最新情報が【Facebook usage statistics 1st April 2011 vs April 2010 vs April 2009】として公開された。今回はこれをもとに、Facebookの「利用者数トップ15」の国と、それらの国の利用者数増加率をグラフ化してみることにした。続きを読む "Facebookの利用者数と増加率上位国(2011年4月分)"
「景気は、東日本大震災の影響で急激に厳しい状況になっている」…2011年3月景気ウォッチャー調査は現状・先行き共に大幅下落
内閣府は2011年4月8日、2011年3月における景気動向の調査こと「景気ウォッチャー調査」の結果を発表した。それによると、現状判断DI・先行き判断DIは共に水準の50を割り込んでいる状況には変化はなく、現状・先行き共に大幅に下落した。これは東日本大地震とそれに伴う各種震災が原因で、基調判断も「景気は、東日本大震災の影響で急激に厳しい状況になっている」と大幅下落が地震の影響であることを言及している(【発表ページ】)。続きを読む "「景気は、東日本大震災の影響で急激に厳しい状況になっている」…2011年3月景気ウォッチャー調査は現状・先行き共に大幅下落"
2011/04/08
アジア圏内で特異な動きを見せる日本のプライベートブランドへの想い
ニールセン・カンパニーは2011年3月30日、プライベートブランド(PB)に関する調査結果を発表した。それによるとアジア圏内では他国と比べて日本のPB商品に対する否定的意向は小さく、複数項目の否定的設問でアジア平均の5-6割程度しか同意が得られていないことが分かった。例えば「品質重視の場合PB商品は適切でない」とする設問では、アジア平均は43%だが、日本はわずか24%しか賛同していないのが確認できる(【発表リリース、PDF】)。続きを読む "アジア圏内で特異な動きを見せる日本のプライベートブランドへの想い"
ニールセン・カンパニーは2011年3月30日、プライベートブランド(PB)に関する調査結果を発表した。それによると日本は昨今の不況時において「以前より多くプライベートブランドの商品を購入するようになった」とする人が7割を超え、他の諸外国地域と比べても多い傾向にあることが分かった。また今後景気が回復してもPB商品を買い続ける意向を持つ人は96%に達しており、PB商品が日本の一般市民の消費スタイルに深く浸透している状況が見て取れる(【発表リリース、PDF】)。続きを読む "不況を通じてプライベートブランドが一層浸透した日本"
2011/04/07
色々当てはまり過ぎて涙が出る…一人暮らしで起こる日常の「あるある」ランキング
検索エンジンgooにおいて実施されていた【一人暮らしで起こる日常の「あるある」ランキング】の結果発表が行われ、第一位には「自炊が面倒でついつい外食してしまう」がついた。最近ではいわゆる「中食」を選択する人も増えているし、金銭的・健康的な面で考えれば一概にお勧めできるとは言い難い。それでも「調理の時間と手間、そして調理人の腕前をお金で買う」という観点で考えれば合理的でもあり、つい頼ってしまうのも納得ができるというものだ。他にも上位陣には、一人暮らしをしている人なら思わずうなづくばかりの回答がずらりと並んでいる。続きを読む "色々当てはまり過ぎて涙が出る…一人暮らしで起こる日常の「あるある」ランキング"