夫婦間のコミュニケーション、電話よりもメールが大事?!

2012/12/25 14:00

夫婦の寝室オリックス生命保険は2012年12月19日、夫婦関係と家計の実態に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、夫婦間で1日1回以上コミュニケーションをとっている手法としてもっとも回答率が高かったのは「ピロートーク(寝室での会話)」だった。全体では4割強、20代に限れば約2/3が毎日行っている。次いで多いのは「電子メール」で全体では4割強となり、「電話(通話)」の3割強と比べると、より高い回答率が確認できる(【発表リリース:夫婦関係と家計に関する実態調査-イマドキ夫婦をツナグのは、ピロートークとメール-】)。

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今調査は2012年11月2日から11月6日にかけてモバイル端末を用いたインターネット経由にて既婚男女を対象に行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、世代構成比は20代・30代・40代・50代で均等割り当て。実施機関はネットエイジア。

今調査対象母集団に対して夫婦間のコミュニケーションツール足りえるものをいくつか例示し、そのツールの使用頻度を尋ね、1日1回以上の回答のみを集計したのが次のグラフ。「寝室での会話」がもっとも多く、43.3%に達していた。

↑ 夫婦間で1日1回以上コミュニケーションをとっている割合(手法別)
↑ 夫婦間で1日1回以上コミュニケーションをとっている割合(手法別)

見方を変えれば、5割以上の夫婦は寝室での会話をしない日があることになる。単に寝床が別なのか、出張しがちなのか、寝るタイミングが別なのかもしれないが……。

ともあれ、「寝室での会話」にほぼ等しい値を示しているのは「メール」。42.5%の人が「メールで毎日夫婦間のやり取りをしている」と回答している。「電話(通話)」の34.9%よりも高い値で、今や「通話よりメール」は携帯電話そのものの表現方法だけでなく、夫婦間の意志疎通の様相を示す言葉としても使えそう。

これを回答者世代別に区分したのが次のグラフ。

↑ 夫婦間で1日1回以上コミュニケーションをとっている割合(手法別)(世代別)
↑ 夫婦間で1日1回以上コミュニケーションをとっている割合(手法別)(世代別)

いずれも歳を経るにつれて利用率が減少している。とはいえ「メール」などの減退率は「LINE」や「ピロートーク」の減り方と比べると、比較的穏やか。利用ハードルが低いのが幸いしているのだろう。見方を変えると(携帯電話利用者が調査対象母集団とはいえ)、50代夫婦でも1/3は毎日夫婦間でメールのやりとりをしていることになる。デジタル化の波による生活習慣の変化を覚えることができる。

他方、デジタル系の回答率だけなら理解はできるが、「電話(通話)」や「寝室での会話」まで減っているのも目に留まる。特に後者の減り方は急激で、50代は20代と比べて半数以下でしかない(今件は「1日1回以上」の回答者であり、回答該当者以外はすべて「利用・行動率がゼロ」というわけではないことに注意)。年数を重ねると、夫婦間のコミュニケーションも薄らいでくるものなのだろうか。あるいは選択肢に無い「日常時の直接対話」が増えているのかもしれないが。

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