中学生6割・高校生9割5分…子供の携帯電話保有状況

2012/12/17 06:30

子供の携帯電話サーベイリサーチセンターは2012年12月15日までに、子供の携帯電話利用およびいじめに関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、子供の携帯電話(スマートフォン含む)の保有率はこの3年で10ポイントほど増加し、半数近くに達したことが分かった。特に小学校-中学校における保有率が増加する傾向を見せている(【発表リリースページ】)。

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今調査は事前調査が2012年10月18日-11月2日、本調査(保護者対象)が同年10月24日-11月6日にかけて、携帯電話を利用したインターネット経由によって行われたもので、有効回答数は事前調査が3080人、本調査が408人(子供に携帯電話を持たせているのが条件。男女比131対277、世代構成比20代10・30代113・40代201・50歳以上84)。本調査では子供を対象にしたものも行われているが、今件記事では取り扱わない。

事前調査ベースで子を持つ保護者に対し、子供の携帯電話保有状況を尋ねたところ、直近では47.8%が「持っている」と答えていた。また「現在持っていないが今後持たせたい」とする意見を持つ人は28.4%、子供の携帯電話保有に否定的な保護者は23.8%だった。

↑ 子供の携帯電話所有状況
↑ 子供の携帯電話所有状況

元資料には直近も含め過去3回分のデータが記載されているが、この間でも確実に子供の携帯電話保有率が増加していることが分かる。「まだ持たせていないが、今後持たせたい」との意向保有者率は変わらず、非保有移行者が漸減している形。

これを「保有している」回答に絞り、子供の学年・所属学校別に見たのが次のグラフ。小学校では低高学年で随分と差が出ているが、それ以上に中学・高校にステップアップした時点で大きな上昇が確認できる。

↑ 子供の携帯電話所有状況(所属学校別)
↑ 子供の携帯電話所有状況(所属学校別)

【「まだ早い」「進学したらOK」…小学生までの子供に「携帯ダメ」の親は3/4】【「小学高学年」「中学入学」「高校入学」がタイミング…子供の携帯電話保有開始時期をグラフ化してみる】などにもあるが、小学校で携帯電話を保有させる保護者は少数派で、中学・高校へ進学したタイミングで保有許可を出す事例が多い。それぞれの進学で約30ポイントずつ増加し、高校生の時には9割を超える形となる。

調査期間別に見ると、高校生以上はほぼ安定しているが、中学生以下では経年と共に保有率が上昇しているように見える。上記に「子供の携帯電話保有率が増加している」と言及したが、この上昇分は主にこの領域での増加が反映されていると考えられる。

詳しい内容は別の機会に譲るが、保護者が子供に携帯電話を持たせる最大の理由として「緊急時に連絡が取れるように」と答える比率が増加している。リスク軽減のツールとして、携帯電話は今後も子供たちの間に少しずつ、確実に浸透していくのだろう。

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