中国などアジア市場の動向も波乱要因…海外投資家、4週連続の買い超し(12/12/13)

2012/12/14 10:30

東京証券取引所は2012年12月13日、2012年12月3日から12月7日(12月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆2305億3748万5000円なのに対し、買い総額は3兆3439億3208万9000円となり、差し引き1133億9460万4000円の買い超しとなった。これは先週から続いて4週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人は売り超しを継続、証券会社も売りを継続している(【発表リリースページ】)。

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12月3日から12月7日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6156億3783万7000円/5796億2198万5000円(360億1585万2000円売超)
・個人……1兆2391億1203万3000円/1兆1336億0134万7000円(1055億1068万6000円売超)
・外国人……3兆2305億3748万5000円/3兆3439億3208万9000円(1133億9460万4000円買超)
・証券会社……1211億3577万9000円/1151億8829万5000円(59億4748万4000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

11月5日-11月9日……648億9981万3000円売超
11月12日-11月16日……1292億5132万5000円買超
11月19日-11月22日……2538億4503万2000円買超
11月26日-11月30日……1743億4789万4000円買超
12月3日-7日……1133億9460万4000円買超

今回計測週は先週に続き衆議院解散公知以降の上昇機運もひと段落し、為替レートの動向をうかがいながら、もみあいを続ける週となった。大きな動きは無く、出来高も抑え気味ではあるが、少しずつじわじわと日経平均株価は上昇している。先週言及した「節目となる日経平均株価9500円」の天井を打ち抜くことが出来たのは幸いといえよう。もっともヨーロッパの債務問題や、アメリカの「財政の壁(崖)」問題、中国などアジア市場の動向も東京市場に小さからぬ影響(大抵はマイナス要因)を与えるという環境に変化は無く、それらの圧力を受けながらのほふく前進的な流れとなっている。

ただし先週も指摘したように、ここ半年ばかりの循環相場は崩れ、上向きの機運にある。一方でそのエネルギーが実働に寄与するまでのものとなるのには、期待や観測、憶測、格付け会社の意見などでは無く、具体的なきっかけ・希望が必要となる。それにより相場が動くまでは、しばらくの間今回週のようなすり足的相場展開が続くのだろう。

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