合わせ技も良し悪しと思えてくる品々

2012/12/27 20:30

My Soft Office例えば消しゴム付き鉛筆のように、近しい場所で使う別々のものを一つに合わせ、機動力を高めたり使いやすさを増すことに成功した商品がある。多くは日常生活の中で「いつも一緒に使うよな」「今ここにあれがあったら便利なのに」という必要から生まれた組み合わせで、まさに「必要は発明の母」的なもの。一方で今回紹介する品々は(一つはイメージ的なものだが)、一見便利そうには見えるものの、いざ使ってみると頭に疑問符が浮かんでしまいそうな、しかし何だか憎めない、ちょっと面白い商品達である(【パソコンから離れられない人用のキーボード......に見えるお皿】など)。

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↑ TaskOne
↑ TaskOne

まず一つ目は、いわゆる十徳ナイフや七徳ナイフと呼ばれることが多い「アーミーナイフ」をiPhoneのカバーにしてしまった「TaskOne」。ナイフやレンチ、栓抜き、定規その他もろもろが同梱されており、これ一つでアウトドアライフがパーフェクトに過ごせる(!?)というシロモノ。デジタル社会の代表的アイテムiPhoneと、アナログ社会を生き抜くためには欠かせないツールを組み合わせるという、大胆な一品。


↑ 「TaskOne」紹介公式動画。
↑ 「TaskOne」紹介公式動画。【直接リンクはこちら】

ツールとしては非常に便利なのだが、iPhoneを収めながらの利用は色々とリスキー。一方でiPhoneを外して使うとなると、そもそも論としてiPhoneカバーである必要が出てくるのか否かという問題が生じてしまう。「別々にポケットに収める必要が無く持ち運びしやすい」位が長所となるだろうか。

「TaskOne」は現在商品化のための資金を募っているところ(【Use your iPhone to fix your bike and cut your steak】)。記事執筆時点では残り日数が26日で必要な3万2000ドルのうち9676ドルまでが集まっている。

もう一つはパソコン多用によるワーカーホリック的な人を象徴する一品「My Soft Office」。

↑ My Soft Office
↑ My Soft Office

キーボードの中央部分がお皿になっていて、そこにピザや麺類を収め、写真のように食することができるというもの。行儀が悪いように見えることこの上ないし、ピザなら汚れた手でキーボードを叩くことになる。麺類でも左右のキー部分に汁などが飛び、あっという間に接触不良に陥りかねない。

実はこの「My Soft Office」、キーボード部分はダミーで単なるお飾り的なもの。オランダのデザイナーHella Jongerius氏によるもので、仕事と生活を一体化させた作品の一つ。アートということならば十分納得できてしまうし、面白アイテムとしてもイケてるかもしれない。



今回紹介した2品は、いずれも「組み合わせてみたけど、実用的には……」という感は否めない。一方でその発想や可能性を見返すと「実用性はともかく、一度手にしてみたいかな」という誘惑に駆られてしまう不思議さを兼ね備えている。

双方とも実際に手に入れるのは不可能だが、普段の生活で目を凝らし続けていれば、似たような驚きを覚えるアイテムに出会えるに違いない。


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