日経平均の5ケタ台回復が現実的なものとして見えてきた…海外投資家、2週連続の買い超し(12/11/29)

2012/11/30 14:00

東京証券取引所は2012年11月29日、2012年11月19日から11月22日(11月第3週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆6576億8088万3000円なのに対し、買い総額は2兆9115億2591万5000円となり、差し引き2538億4503万2000円の買い超しとなった。これは先週から続いて2週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しに転じ、個人は売り超しを継続、証券会社も売りを継続している(【発表リリースページ】)。

スポンサードリンク


11月19日から11月22日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……5298億7801万0000円/4626億9890万5000円(671億7910万5000円売超)
・個人……1兆1651億4261万8000円/9138億9146万4000円(2512億5115万4000円売超)
・外国人……2兆6576億8088万3000円/2兆9115億2591万5000円(2538億4503万2000円買超)
・証券会社……1109億1516万0000円/952億9171万7000円(156億2344万3000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

10月22日-26日……238億3485万2000円売超
10月29日-11月2日……136億1576万7000円買超
11月5日-11月9日……648億9981万3000円売超
11月12日-11月16日……1292億5132万5000円買超
11月19日-11月22日……2538億4503万2000円買超

今回計測週は金曜日が勤労感謝の日で休みのため、通常より1日営業日が少ない週となった。当然各部門とも出来高は少なめ。そのような中、市場を取り巻く状況は先週と変わらず、衆議院解散決定に伴う選挙市場の形成や、その後起きるであろう政局の大きな変化に対する期待感、さらにそこから波及した円安を受け、出来高を伴い上げ基調で推移している。

何度か指摘した、ここ半年ばかりの循環的な相場展開という観点で見ても、定型的なパターンを上抜けする形で日経平均株価は推移している。幾ばくかの調整は予想されるが、5ケタ台回復が現実的なものとして見えてきた感はある。

もっとも対外要因ではアメリカの「財政の崖(壁)」問題、ヨーロッパのギリシャをはじめとした債務問題、そして昨今では中東の紛争激化などネガティブ要因が多く、為替もその動きに連動する形で動きを見せ、市場への影響も少なからずあるのが気になるところ。これらの下げ圧力を突破できるほどの上昇機運に期待したいところだか、こればかりはフタを開けてみないと分からないのが実情ではある。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー