カードは平均8.8枚…財布の中に入っているものは?

2012/11/30 08:30

カードと財布キャッシュカードによるデビットカード事業(J-Debit)の推進を行う日本デビットカード推進協議会は2012年11月26日、「財布の中身とJ-Debitに関する調査」の結果を発表した。それによると調査母体においては、普段財布の中に入れているものの最上位には「現金」がついた。ほぼ全員が現金を財布内におさめている。次いで「お店のポイントカード」「クレジットカード」が8割強、「キャッシュカード」が7割強、「免許証」が6割強と続いている。また、平均的な各種カードの財布内収納枚数は8.8枚だったが、最大で47枚も入れている人が確認されている(【日本デビットカード推進協議会:発表リリース】)。

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今調査は2012年10月12日から16日にかけて、20-59歳の男女に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は500人。男女比・世代構成比は非公開。

郵便局のカードや銀行のカード、クレジットカード、鉄道のプリペイドカード、レンタルビデオ店の会員証など、お財布の中にはいつしか多数のカードが収まり、厚みを増してしまうもの。「これほど大量に抱え込んでいるのは自分だけだろうか」と、ふと疑問・不安に思うこともあるだろう。今件調査ではその疑問を解消する答えを提供している。

まずは各種カードやその他の小物、必要な品々を種類別に挙げ、それを財布の中に入れているかを尋ねた結果。当然といえばそれまでだが、「現金」が最上位についている。その割合、実に99%。

↑ 普段、財布の中に入れているもの(複数回答)
↑ 普段、財布の中に入れているもの(複数回答)

見方を変えると、約1%は普段お財布に現金を入れていないことになる。おサイフケータイと各種カードを使いこなし、現金非保有主義を貫ける人が少数いるのは事実のようだ。

次いで多いのは「お店のポイントカード」。最近では大手フランチャイズ企業のカードに統一化される動きもあるが、それでもなお多数の企業で独自のポイントカードを発行し、特典を提供している。すべての買い物を一つの店舗で済ますわけにはいかず、どうしてもお財布の中には複数企業のカードが溜まっていくことになる。レジで別の店のカードを出してしまい、気恥ずかしい思いをした経験を持つ人も少なくあるまい。

次に並ぶのは「クレジットカード」。普段クレジット払いを使わない人は持ち歩くことはないだろうが、それ以外の人は重宝するカード。お財布を現金でふくらませることなく、最小限の準備で済む。もちろん支払いの管理をしっかりしておかないと、後で頭を抱える羽目になる。

以下「キャッシュカード」「免許証」「お店の会員証」と続くが、指摘されれば「なるほど」というものばかり。一方「定期券」が6%と少なめだが、これは財布にではなく専用の定期入れ(または鉄道会社が発行している、プリペイドカードを兼ねた定期カード)を使っているということだろう。

さてこれらのカード群が財布に収まるとなると、実際にはどれ程の枚数が財布の厚みを増やしていくのか。平均値を算出したのが次のグラフ。キャッシュカード1.8枚、クレジットカード1.6枚、電子マネー0.9枚、その他のカード4.5枚。そして合計は8.8枚。大体9枚くらいが財布に入っている計算になる。

↑ 財布内カード枚数(平均・最大)
↑ 財布内カード枚数(平均・最大))

電子マネーの平均保有枚数が1枚を切っているのは、まだ持っていない人が多分にいるものと思われる。

一方で各項目の最大数も併記してあるが、その他のカードの35枚は有りえるとしても、クレジットカード20枚やキャッシュカード10枚という事例は、通常では考えにくい。複数の財布に分けて入れているとしか考えられないし、どのような使い方をしているのかが非常に気になる。

カードは使い方次第では非常に便利で、お金も時間も手間も節約できる。しかしその便利さに酔ってしまうと、お金の浪費やずぼらな生活に容易に足を踏み入れてしまう。カードが使えるお店が増えて利用機会も増加し、財布の中のカード枚数が積み重なるに連れ、カードの枚数や利用機会をそのまま自分の資力と勘違いしてしまう向きもある。くれぐれも注意してほしいものだ。


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